2月に道明寺天満宮のお詣りした時「さざれ石」が置かれていた。
大人二人が手を繋いでやっと届く大きさで、「河内長野の滝畑で採取した」と
書かれていた。ご存知の通り、日本国歌「君が代」に
「君が代は 千代に八千代にさざれ石の 巌となりて苔のむすまで」
とある。悠久の歳月の間に多くの小石が寄り集まり出来たものです。
和泉山系は、約7000万年前白亜紀後期の地層で海底が隆起した土地で四国~淡路島~
につながる中央構造線に位置し、アンモナイトや二枚が発見されているそうです。
岩湧山からも(和泉層礫石)「さざれ石」見つかる話を聞き、早速出かけました。
小石を持ち帰り 7000万年前のロマンにしたっています。
中央構造線は、1億9000万年に断層により出来たとの説もあります。
作品にしてみました。
鎌倉の鶴岡八幡宮境内から出土した同じ形状のさざれ石
小石と小石の間を見ると、コンクリート状につるつるした面もあり、これは炭酸カルシウムが
凝固したとあり、これからすると海底の貝殻などが作用してさざれ石となったことも納得できます。
悠久の歳月~眺めるたびに思います。地球誕生が46億年~気が遠くなる年数ですね。
文献によるとさざれ石になるまでの年数は2億から3億年かかるそうで道明寺天満宮に安置されている
河内長野市の滝畑から出たさざれ石は7000万年前と記載されています。