ちょっと前に、一生懸命仕事をしてますよ、と書きましたが、パソコンを使って文章を書くにあたってのこだわりがあります。
まず、ディスプレイに表示するフォント。
ディスプレイに表示されている文章を見ながら考える作業は、紙媒体に表示されている文章を見ながら考える作業とは違う感覚があります。
以前は、明朝体をこだわりなく使っていましたが、何となく頭に入ってこないように感じ始め、それからしっくり来るフォントを探し始めた。
しばらくして「印体」というフォントがしっくり来ることがわかった。
そして色々な「印体」を試しているうちに、「康印体」というフォントが気に入り、彼此20年は使ってるなー。
「康印体」は、奈良~平安時代末期に作られた印章の文字を模した書体のようですね。
そしてワープロソフト。
今使っているのは、所謂「テキストエディタ」と呼ばれるているようですが。
ワープロソフトを選択する条件としては、 「康印体」を表示させられること、予め設定した特定の単語などを、予め異なる色で表示させられること、マクロなどを容易に組み込めること。
「異なる色」とするのは、その色付けした文字列などを見落とさない為ですが、文字を一定のルールで色付けすると「空目」を生じにくい、という個人的な経験則があったからです。
紙媒体に書かれている文字列などにラインマーカーを引く作業を、ディスプレイ上で自動的に行う感覚かな。
この全ての条件を満たしたのが「秀丸エディタ」でした。このエディタも長いこと使ってますねー。
お気に入りの「道具」っていいな。