コスモ。
野中貿易。
ヴィヴァーチェ。570g。
「ドワイエンヌ・デュ・コミス(Doyenne du Comice)」は、1849年にフランスのアンジェで誕生した西洋梨です。「ドワイエネ・デュ・コミス」や「ドワイアンヌ・デュ・コミス」とも表記されます。
日本には明治時代初期に導入されました。コミスは食味が優れているものの、栽培が難しいためあまり普及はせず、現在も生産量は多くありません。
果重は250~350gくらいで、果皮は黄緑色。日に当たった面がうっすらと赤く染まることもあり、熟すと全体が黄色みがかった色になってきます。
完熟したコミスは果汁が滴るほどジューシーでとろけるような舌触り。強い甘みと適度な酸味があり、鼻に抜ける芳香が風味により深みを与えています。
ちなみにコミスは「カリフォルニア」という品種の親であるほか、「ゼネラル・レクラーク」の親ではないかとも推察されています。