川湯エコミュージアムセンター主催の自然ふれあい行事
「釧路川源流部の湿地・森を歩く」が、玉川大学演習林内で行われました。
きのうの震えるほどの寒さがウソだったかのように、
きょうは汗ばむぐらいのポカポカ陽気。
玉川大学農学部・金井秀明技術指導員の説明を聞きながら、
約2時間かけて釧路川沿いの湿地帯に設けられた木道を歩きました。
植物は、種類によって茎の形が違うこと。
生き残るための戦略を持っていること。
生えている樹種や枝ぶり、伸び方などを見てわかることがあり、
そこに暮らす植物や動物はすべて、つながっているということ。
参加者の皆さんは、
ユーモアあふれる金井先生のお話を聞きながら、
ときには笑い声をあげ、
ときには神妙な面持ちで頷いたりしていました。
午後は、玉川大学の敷地内で飼育されているウマやウシ、ヒツジ、
ダチョウ、イヌとの触れ合いも。
動物たちの体温や息づかいを感じていただけたようです。
「一般開放されていないところを歩けるということだったので、参加しました。
花の匂いや実の色などには意味があるということがよくわかりました。
ダチョウにも触れたし、満足です」(ある参加者の方の声)
次回の自然ふれあい行事は6月24日(日)、
硫黄山麓に広がるつつじケ原を散策する予定。
詳細は決まり次第、お知らせいたします。
(KEI)