暴風雪が吹き荒れた昨日とはうってかわって、
春を感じるやわらかい日差しが降りそそぐ中、
地元・川湯中学校の卒業式に出席させていただきました。
8名の卒業生は、
一人ひとり名前を呼ばれて壇上へ上がり、
校長先生から卒業証書を受け取り、握手を交わしていました。
入学したときも校長室に入り、
一人ひとりが自己紹介をして握手を交わしたとか。
同級生が600人以上という大都会のマンモス校出身の私としては、
なんともうらやましい話でした。
校長先生には、
おそらくカオすら覚えられていなかった自信があります…。
一方で、
生徒数が少なすぎるがゆえに、
運動会や文化祭の形態を変えざるを得なかったという苦労エピソードも
心に染みました。
そんな校長先生は、
「あきらめるな! 君ならできる!
私は君たちに自信をもってそう言えます」という言葉を贈っていました。
ちょっと大人びてきた横顔を見ながら、
「みんなで総合学習の時間を過ごしたなあ…」
と感慨深く記憶をたどっていたら、
「地元・川湯の自然を学び、ガイド体験をした総合学習も良い思い出として残っています」
と答辞で言ってくれたものですから、
もう目がウルウル。
なので、「これはヤバい!」と目をそらしたら、
同じように目をウルウルさせている保護者の方々や先生方が目に入ってしまい、
さらにウルウルウルウルするという、もう、取り返しのつかない事態に。
とどめに担任の先生が、
「くじけるな! でも、どうしてもつらくなったら羽を休めにおいで」と卒業生に呼びかけてしまったものですから、
式場内のウルウル度は頂点に達しました。
自分の子供が卒業生だったら、
溺死したかもしれません…(笑)。
K君
N君
H君
Y君
Ⅰさん
Sさん
Sさん
Hさん
卒業おめでとう!
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川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc/