お盆休みに週末が重なって、
屈斜路湖の和琴半島や砂湯にあるキャンプ場は、
多くのお客さまでにぎわっています。
和琴半島では、
お客さまの楽しそうな声に負けじと、
林や自然探勝路沿いからにぎやかなセミの声が響き渡っています。
ミーンミンミンミン…
ミーンミンミンミン…
ミーンミンミンミン…
ミーンミンミンミン…
「単なるミンミンゼミでしょ!」という声が聞こえてきそうですが、
北海道でミンミンゼミの声を聞くことができるのはマレです。
和琴ミンミンゼミは昭和26年に、国の天然記念物に指定されているセミなのです。
スタッフが木にとまって鳴いているセミを探すべくさまよっていたところ、
その心中を察したかのようにナント!目の前…の地面に着地。
うーん、ビミョー…。
ちょっと意識して耳を傾けてみてください。
8月いっぱいは鳴き声が聞けると思います…が、
微妙な天候や気温、風の変化に影響を受けやすいので、
その点はご理解いただけると幸いですm(_ _)m
鳴き声が聞こえる周辺の
ササの葉裏やトクサの先端を注意深く見てみると、
抜け殻があったりします。
和琴フィールドハウスでは、
和琴ミンミンゼミに関する資料も展示してありますので、
合わせてご覧ください。
The Wakoto peninsula is full of visitors enjoying camping.
The robust cicada calling in Wakoto peninsula has been designated
a natural monument in Japan.
***
川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc/