ヒグマさんにすっかり気をとられているうちに、
着々と建設を進めていたのはスズメバチさん。
センターと、隣接する自然公園財団川湯支部オフィスの間にある倉庫の中に、
その巣はありました。
さっそく地元の消防署に連絡すると、署員の方がすぐに駆けつけてくださいました。
倉庫の周りには、すでにスズメバチさんがブンブン飛び回っています。
防護服に身を包み、駆除剤スプレーを持って倉庫を偵察に行った署員さん。
少し離れた場所からようすを見ていたスタッフの近くまで戻ってきて一言。
「なまらデカいです」
あらららら。
「ふつうはだいたいバレーボールくらいの大きさなんですけど、
ビーチボールくらいあります」
およよよよ。
そして署員さんは、スプレーを両手に持つ二刀流で再び敵地へ。
倉庫の中の荷物とも格闘してくださり(何せ手伝えないもので…)、
15分ほどで無事に捕獲!
「ピンポン玉くらいのも8個くらいあって、ハチ屋敷みたいでした」という感想を述べられました。
あはははは。
優良物件だったのね…。
ヒグマさんにすっかり気をとられているうちに…不覚!
終始冷静にミッションを遂行してくださった署員の方。
「いいものを見せてもらえて良かったです」と言い残して去って行かれました。
お疲れさまでした。
ありがとうございましたっ!
In the warehouse which was between this center and National Parks Foundation Kawayu office,
there was a wasp's hive.
There was a hive of the size of a beach ball !
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川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc/