きょうも猛暑の阿寒国立公園川湯地域です。
屈斜路湖畔もグングン気温が上昇し、
30℃に到達したという情報が入ってきました。
昨日、
夏のセミ=コエゾゼミの鳴き声が響き渡っているとお伝えしましたが、
阿寒国立公園川湯地域にはもう1種類、
忘れてはならないセミがいます。
しかも、和琴半島でしか聞くことのできない音です。
その音の主は、「和琴ミンミンゼミ」といいます。
森林型といわれ、都市部ではあまり見られないものの、
東北から九州まで生息しているので、
この希少性を道外の方に説明するのはなかなか難しいのですが、
道内では南の方を中心としており、
遠隔地として和琴半島にいるのです。
なので、「日本最北限のミンミンゼミ発生地」として
国の天然記念物にも指定されているんですよ~。
どんなセミかというと-
抜け殻です。スミマセン。なかなか成虫が撮影できなくて…。
でも、昨日の画像と違って、“今年の”抜け殻です(笑)
ササの葉裏やトクサの先端で多く見られます。
センターにはもちろん、コエゾゼミと並んで
和琴ミンミンゼミの標本があります。
ぜひ、見に&聞きに来てください。
鳴き声は、9月上旬くらいまで…かなあ。
The cicada Hyalessa maculaticollis (Motschulsky)which is in the Wakoto peninsula
is one of the natural monuments in Japan.
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川湯エコミュージアムセンター http://www6.marimo.or.jp/k_emc