言葉で色を表現するのは、
なかなか難しいですよね。
クロユリが咲き始めました。
クロいといえばクロいけど。
手元には花の色別に分けて収録してある花図鑑があるのですが、
ふと…。
そういえば黒い花ってほかにあったっけ?
黒い花っていう項目があったっけ?
などの疑問が浮かび…。
ページを開いてみたら、
「赤・ピンクや赤紫色の花」という中に収録されていました。
アイヌ語では、アンラコル(アン=黒、ラ=葉、コル=持つ)と言ったそうです。
目的は食用となる鱗茎(ユリ根)だったので、葉だろうが花だろうが、
そのあたりのこだわりはあまりなかったようですね。
それでも、ところによっては葉や花のしぼり汁を、
染料として使ったという記録も残っています。
実は、外見からは想像できないような香りを放っている花なんですよ。
見かけたら、近づいて鼻をクンクンしてみてください。
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