KAWAYU EMC スタッフのひとコマ(弟子屈町・川湯温泉・阿寒摩周国立公園・屈斜路湖・摩周湖など)

川湯エコミュージアムセンターの職員が写す日々の季節の移ろい、出来事をどうぞ Kawayu EMC staff diary

2日限定ガイド!

2014-05-19 14:24:10 | 館内の様子(about Eco-Museum)

先日のブログでも紹介しましたが今日の午前中、

川湯中学校2年のみなさんが館内ガイドをしてくれました!

 

少し緊張した様子の6名でしたが、

いざガイドとなると落ち着いて説明をしていました。

 クラスメイトの案内を真剣に聞き、

次に生かそうとする姿も。

自分たちのポスターだけではなく館内のユニットも使い、

わかりやすく説明する工夫が見られ、

来て下さった方々にも満足していただけたようです!

 

質問などもされ、たじたじなところもあったようですが、

またそれは次回につなげてもらえたらと思っております。

 

その次回というのも。

22日(木)にも館内ガイドをしてくれます!

入口にてみなさまをお待ちしておりますので

ぜひご来館くださいませ。

ちなみに時間は10:20~11:50です。

 

***

川湯エコミュージアムセンター   http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


ガイドはいかが?

2014-05-17 12:42:08 | イベント(Event)

昨日からの雨が止まず、なんだか気分がどんよりとしてしまう今日この頃。

峠は積雪により通行止めのところもあります。

また雪だけではなく、風で木の枝が折れて落ちていることもあるので

運転の際はお気をつけて。

 

さて。

話はがらりと変わりますがお知らせです。

5月19日(月)と22日(木)に川湯中学校2年生の6名が

川湯EMCで川湯地域の観光名所の説明をしてくれます!

 

先日、事前学習で川湯EMCを訪れて

自分たちの作ったポスターを見ながら

来てくれた方々にどう伝えようか一生懸命考えていました。

その時の様子がこちら。

 

どんなガイドをしてくれるのか楽しみです♪

みなさんもお時間がありましたら

ぜひ中学生たちのガイドを見に来ていただければと思います。

詳しい日時は以下の通り。

 

日にち:5月19日(月)、5月22日(木)

時間:10:20~11:50

場所:川湯エコミュージアムセンター

 

お待ちしておりま~す!

 

***

川湯エコミュージアムセンター   http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


山の中のイメージ図

2014-05-16 13:34:29 | 自然情報(Nature Information)

久しぶりに、

まとまった雨が降っております。

 

気温2℃!

峠では雪の恐れもあるとか…。

気を付けましょう。

 

せっかく咲いたエゾヤマザクラが…という心配もありますが、

一方でこんな楽しみも。

 

一昨日の晩は雷がゴロゴロ鳴りました。

ヒグマさんが活発に動く時期でもあります。

雨が木々に降り落ちています。

 

↑ これらの現象により、

共通していえることは、

木々の中に潜んでいる“菌”に刺激を与えているということです。

 

−と、いうことは!

山の中では、こんなことが起きている! 

ハズ!

 

こちらに移住してきて間もないころ、

近所のおばあちゃんが教えてくれました。

 

キノコや山菜を採りに行くときは、ナイロン袋なんて持って行ったらダメだよ。

編んだカゴなんかを持って行かないと。

そうするとね、

種のもとや菌が途中で落ちて、

山の中でまた新しい芽を

出してくれるんだ−。

 

次の休みは山へ行かないとだな♪

***

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 


世代を介して巡る・・・

2014-05-14 14:05:10 | 自然情報(Nature Information)

なんと!川湯小学校、

川湯中学校、

弟子屈高校

のみなさんが本当にたまたま一緒の日に、

地域の自然を学ぶために、

来館してくれました。

 

川湯小学校のみんなはEMCにはどんなものがあるのか地域の調べ学習に、

川湯中学校のみんなは後日EMCにて行う総合学習の時間で行うふるさとガイドの下調べに、

弟子屈高校のみんなはこの地域についての素材集めに、

館内は地元の子どもたちで溢れました!

 

川湯小、中、弟子屈高校出身の新たなスタッフAも

緊張しながらも館内案内デビュー!

 

少し慌ただしかったかもしれませんが、

こうやって何気なく生活しているこの地域が、

実はとても神秘的で豊かな自然に囲まれていることを

世代を介して少しずつ少しずつ、

住んでいるみんなに

浸透していっているように実感できるとてもうれしい時間でした。

 

学習の時間だけでなく、

ぜひ、いつでもふらっと遊びにでもいいし、

この摩周・屈斜路を含めた川湯地域のことを聞きにでもいいし、

来館してくれたらと思います!

 

***

川湯エコミュージアムセンター   http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


シマフクロウ勉強会

2014-05-11 17:30:25 | イベント(Event)

環境省 釧路自然環境事務所主催の

阿寒国立公園指定80周年記念

「シマフクロウ勉強会~森の番人シマフクロウと共に生きるためには?~」がきょう、

屈斜路ウォータースポーツ交流公園で行われました。

お話してくださったのは、

釧路湿原野生生物保護センター(釧路市北斗)内にある猛禽類医学研究所の

渡辺獣医師と丸山研究員です。

 

今や絶滅危惧種となってしまったシマフクロウですが、

それこそ屈斜路を含めたこのあたりの地域が国立公園として指定されたころは、

シマフクロウの気配が感じられたと、地元の長老は言っています。

 

今から30年ほど前、

形式的とはいえ75年ぶりに先住民族アイヌの人たちによる伝統儀式

「シマフクロウのイオマンテ」が行われたのも、ここ屈斜路の地です。

 

会場には、

次の時代を担う子供たちも大勢来てくれていました。

 

「なぜ、シマフクロウの数が減ってしまったのか」

「どうすればシマフクロウや他の希少猛禽類の数を増やすことができるのか」

ちょっとムズカシイ内容だったかもしれませんが、

みんな真剣に話を聞いてくれていました。

 

その後、親善大使であるシマフクロウの「ちび」が登場!

子どもたちは最初、口をぽかーんと開けたまま。

目の前にホンモノのシマフクロウがいることが信じられないみたいでした。

が、瞬く間に会場の空気は一変し、

アイドルタレント並みの人気です。

大人たちも一瞬にしてハートをつかまれたようで、

さながら記者会見みたくなってしまいました…笑

 

 当たり前の話ですが、

シマフクロウが目の前にいるというのは、自然ではありません。

 

ちびは、

先天性疾患のため野生復帰が困難とされ、

新たな生き方として親善大使を任されたシマフクロウなのです。

シマフクロウのちびを間近に観察できるということの“意味”を、

時間が経ってからでもいいので、

気づいてもらえたらうれしいな、と思いました。

観察した後に行われたクイズでは、

みんな元気に答えていたし…

シマフクロウに対して自分たちでできることは何だろう?

ということにも考えを巡らせていて…

 

「1人が10人ずつ、シマフクロウのことを話してPRしていく!」とお互いで約束し合って、

勉強会は終了しました。

 

ありがとう、ちび!

 

それにしても、

「北海道にはシマフクロウがいるということをもっともっと広めて、

佐渡のトキと同じくらいの知名度にしたい」と話す渡辺獣医師が、

ちびを見つめるまなざしは、母親そのもの。

 

そういえば今日は、母の日ですね。

***

川湯エコミュージアムセンター   http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 

 

 

 


自然ふれあい行事「春の野鳥 探鳥観察会」

2014-05-11 17:15:26 | イベント(Event)

阿寒国立公園指定80周年記念

川湯エコミュージアムセンターの自然ふれあい行事

「春の野鳥 探鳥観察会」が和琴半島で行われました。

 

朝6時30分の段階では、

ふか~い霧に覆われていた屈斜路湖ですが、

集合時間にはすっきりと晴れ渡り、

絶好のバードウオッチング日和となりました♪

 

講師を務めてくださったのは、

摩周・屈斜路パークボランティアでも活躍していただいている、

日本野鳥の会釧路支部長の黒沢信道さん。

「こういった野鳥の観察会に参加するのが初めてか、

まだあまり回数を重ねていない人は、ぜひ自分が気になる鳥を見つけてほしい。

回数を重ねている人は、きょうは何種類の鳥を見つけられるか挑戦してみてください」ということで。

まずは双眼鏡について、

使い方や使用時における注意点などを丁寧に説明してくださいました。

 

「とにかく、どんどん質問してください」という黒沢さんの心強い言葉で、

野鳥探しがスタート!

 

みんなで耳を澄まして鳥の声を聞き…

フィールドスコープや双眼鏡で鳥の姿を観察し…

「どうもこのあたりで巣を作りたいような動きをしているので、早めに退散しましょう」という話もあったりして、

野鳥観察初心者でも心掛けるポイントやコツなどを、

さりげなく教えてくださいました。

きょう確認できたのは、

キンクロハジロ、キジバト、ヒヨドリ、ウグイス、センダイムシクイ、キバシリ、ヤマガラなど

計25種類。

黒沢さん、本当にありがとうございました!

 

さて。

弟子屈町内でもいよいよ、エゾヤマザクラの花が開き始めました。

 

植物もミズバショウやエゾエンゴサク、

エンレイソウはつぼみを持ち、

オオウバユリも葉を伸ばし始めています。

 

皆さんも、ぜひ

いろんな角度から阿寒国立公園の自然と触れ合ってみてくださいね!

 

次回の自然ふれあい行事は6月22日(日)

硫黄山麓のつつじヶ原をフィールドに予定しています。

HPでもお知らせしますので、チェックしてみてください。

***

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/

 

 


愛鳥週間

2014-05-10 14:32:14 | 自然情報(Nature Information)

5月10日~16日の1週間は「愛鳥週間」です。

愛鳥週間は、単に鳥だけでなく、鳥にとって棲みよい環境、

つまり、鳥をとりまく生態系をふくめて守っていこうという愛鳥思想を普及するため、

象徴として定められた一週間です。(日本鳥類保護連盟ホームページより)

夏鳥たちも来はじめ、新緑がこれから始まってくるこの時期、

多くの野鳥たちの活動も活発になってきます。

ぜひ外に出たら一度立ち止まって、

周りを飛び回っている鳥たちを観察してみてください。

新たな発見があるかもしれません!

明日5月11日、EMC・環境省では愛鳥週間に合わせて、

野鳥観察会とシマフクロウ勉強会を実施します。

ぜひご参加ください!

***

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


今年もきれいに咲くエゾエンゴサク

2014-05-09 09:22:08 | 自然情報(Nature Information)

川湯周辺でもお花の時期が始まっています。

エゾエンゴサクが満開です。

そんな青いエンゴサクの中に白いエンゴサクが!

白のエンゴサクもキレイでステキです!

後一カ月でイソツツジも咲いてきます。楽しみですね!

***

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/


いまの裏摩周!

2014-05-08 09:37:21 | 自然情報(Nature Information)

清里町と中標津町の町境にある裏摩周展望台にいってきました!

 

途中、神の子池にも寄りましたが「熊出没注意!」との

看板がありましたのであまり奥には行かず引き返してきました・・・笑

現在の神の子池はこんな感じ!水面にばっちり青空まで映ってます。

 

そして神の子池を出発して10分程度走ると裏摩周展望台に到着!

 

若干木が目の前にありますが

いつもとは違う角度からの摩周湖もいいですね!

道路も雪が完全に解けていたので安全に行くことができます♪

 

 

ですが道路で気にすることは残雪以外にも・・・

堂々と道路の真ん中を歩くキタキツネをはじめとした動物たちにはご注意です。笑

 

***

川湯エコミュージアムセンター  http://www6.marimo.or.jp/k_emc/