ホーエンシュタウフェン

生きるために食え、食うために生きるな。

完成の日は近い

2008-09-06 01:40:26 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

実はこの時点で、ほとんどの作業が終わっています。後は、装備品の塗装やら、煤汚れや、錆びの表現、泥汚れの表現やら、細かいこと・・・要は仕上げですね。

細かいテクニックについては、いつの日か披露したいと思います。

062

装備品の塗装が手付かずです。足回りの泥汚れは、パステルのパウダーをアクリルの溶剤で溶いたものを塗りたくりました。乾燥後に色味が変わるので、そこまで計算しないと完成後のイメージがつかめません。

063 弾痕の処理をまだ思案中。

064_2 ほぼ完成ですが、気になる点があれば、随時作業を追加します。

067 消炎マフラーがいい感じに焼けてますね。地色のマホガニーにウォッシンングをしただけです。


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チッピングあるいはハゲチョロ

2008-09-06 01:16:07 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

061 ウォッシング自体、汚し塗装(ウェザリング)の一部となっています。

ウォッシングが終わったら、この次はチッピング作業にうつります。ウォッシングと同様で、大昔からある技法です。早い話、ハゲチョロ塗装です。

059_2

ダークイエローにあたる部分は、地色のグリーンでチッピングをおこないます。

060車体中、ひたすら筆で書き込んでいきます。いかにも塗料が剥げそうなところを、それらしく書き込みます。地色がまず最初に出てくはずなので、地色より明るい色調のもので行います。

また、この段階では弾痕はグレーです。


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ウオッシング

2008-09-05 01:44:07 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

次はウォッシングです。私はこの工程で油彩と、溶剤にペトロールを使用します。

油彩色はセピアだけです。他の色は混ぜません。これをペトロールでシャブシャブにして、キャタピラ以外の部分に塗りたくります。明暗はペトロールで調整し、まず透過度を高くしてから作業にはいります。

056

前段階と比べると、ワンランク、トーンが落ちているのがわかります。控え目に行ってこのくらいですから、濃い目にしないこと。

また、陰影がはっきりしてきて、立体感も出てきました。

057

表面が濡れたようになっていますね。乾燥すると艶が落ち着き、エッグシェル調になります。基本塗装を艶消しで行うと、表面のガサガサでこういう艶が得られません。基本塗装の際、クリヤーを入れるのはそのためなのです。艶にかんしてはあらためて説明したいと思います。

058 弾痕の色付けですが、この段階ではまだ模索中でした。「やらなきゃよかったかな・・・」と何度も考えましたが、失敗にならないように仕上げようと考える事にしました。


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光と影迷彩

2008-09-04 01:11:51 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

3色迷彩が終わりました。が、通称、“光と影”と呼ばれる斑点を入れなければなりません。

052 斑点は、多くても少なくてもバランスを崩してしまいます。斑点にも様々なパターンがありますが、今回はドットパターンにしました。

054 後方から。

055 これで迷彩塗装はすべて終了しました。この段階ではまさにトイっぽいですね。ここまでは誰でも出来ます。これをいかにして歴戦の猛者にしていくか、つまり、リアル感の表現をいかに出すかが、戦車模型の最も難しいところでもあり、楽しさでもあります。

053 いざ、ウォッシングへGO!


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筆塗りによる迷彩塗装 その2

2008-09-03 13:51:53 | WWⅡ 戦車模型 制作過程

次はブラウナ(茶色)の迷彩です。これも同様に全体の色のバランスが重要ですが、この色は今回一番面積の小さい色となります。

049 ベージュの部分に寄り添うようなかたちで茶色を塗ります。

毛細管現象で、パーツの継ぎ目に色が流れ込んできますが、気にせずに。

051 キャタピラ・消炎マフラーが地色のまま残っているのが分かりますね。


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