末期のドイツ装甲車両の迷彩は、それまでのものと異なり、各色の境界線がはっきりとした迷彩であるというのは、既に説明しました。そのため、今回は筆塗りで塗装を始めます。
ダークイエローにあたる色は、スケールエフェクトや後の工程を考え、ベージュに近い色を調色しています。ホワイトとイエローの混色です。迷彩のパターンですが、私の感性(笑)と、全体のバランス、等に基づいて進めていきます。
輪郭だけ筆塗りし、エアブラシで塗りつぶすという方法もありますが、ケースバイケースで、細かい部分まで色をのせるには筆がいい場合もあります。ただし、溶剤で薄めて塗らないと、筆ムラが出てしまいます。何回か塗り重ねて色を決めるようにします。