風箱の徒然ブログ

旅の思い出話から、木工、日常の徒然を気ままに

農作業の手伝い

2008-03-24 22:58:00 | 1996~97原付日本一周沖縄編
キビ刈りが始まるまでにはまだ日にちがあったので、畑の手伝いをする事になった。

KYさんの畑に砂糖キビの苗を植える。
幅50m長さ70m位の広さ。

OMさんがまず耕うん機でウネを作り、そこにできた溝に30cm位に切られたキビの苗を一直線にすき間なく並べ、足で踏んで行く。
キビの苗がパンパンに詰まった袋はけっこう重い。

普段はもっとすき間をあけて割とラフにいくらしいが、苗を切ってから10日以上たった古い苗だったので、植えた後に幾つかは生えない可能性があるため、なるべくすき間のないようにするためにそのように植えるのだそうだ。

準備しておいた長靴が、早速役に立ったわけだが、団子状になった土が履き口から入ってしまい、靴の中は土だらけになってしまった。

苗が終わったら、次は肥料撒きと薬やり。
肥料は粒状で、それを撒く道具がある。
まずタンクに肥料をいれ、一杯になったら背負って、掃除機のパイプくらいの太さの散布ノズルがつながっているので、均等に撒いていく。

そのような文明の利器がない場合いは、20kg入りの肥料袋の口を10cmくらい開け、肩に抱えてザラザラと歩きながら撒いて行く。

苗から芽が出たての頃は虫にとても弱く、芯を食われてしまうのを防ぐために、粒子状の薬を少量撒く。
これが終わったら、土をかぶせて苗植えは完了。
作業自体は簡単だった。

KYさんは、モニタリングステーションの管理もやっている。
KYさんからの依頼で、施設の周りの雑草取りもやった。
Oさんが草刈機を使って、ボウボウにのびた草を刈る。
自分は刈った草をまとめて捨てる。

草刈機はエンジンではなく、モーターだった。
まるでラジコンヘリのような音だ。
なぜモーターなのかと聞いたら、エンジンから出る熱で、観測データが狂ってしまうせいだという。
かなり精密な観測をしているんだなあと感心した。
そのうち見学させてもらえるというので、楽しみだ。