船と飛行機と電車(きままに)

身近で見かけた船と飛行機と電車

衝突事故の海上自衛隊掃海艇MSC-682のとじま 退役へ

2020年05月22日 15時12分03秒 | 海上自衛隊
2019年6月25日北九州工業地帯 小倉港を航行する海上自衛隊の掃海艇のとじま
この翌日に衝突事故が発生しました。
掃海艇のとじまの来月の退役が決定したそうです。

偶然 対航する海上自衛隊掃海艇 艦番号は685 掃海艇とよしま 下関基地配備の掃海艇です。 同じすがしま型掃海艇ですので姉妹挺になります。

衝突事故の海上自衛隊掃海艇MSC-682のとじま 退役へ
2019年27日午前0時ごろ、広島県尾道市の高根(こうね)島沖約1・5キロの瀬戸内海で、海上自衛隊の掃海艇「のとじま」(艇長・森田敏郎1等海尉、基準排水量510トン)と、貨物船「ジェイケイⅢ」(山口幸喜船長、総トン数699トン)が衝突した。掃海艇の右舷後方が大きくえぐれて浸水し、貨物船の船首のやや左舷側が損傷した。けが人はおらず、沈没のおそれや油の流出はないという。

 尾道海上保安部によると、のとじまは舞鶴地方総監部第44掃海隊所属で、当時、41人が乗り組み、舞鶴港(京都府)から淡路島(兵庫県)を経由し呉港(広島県)へ向かって約14ノットで航行。北九州市の旭洋海運が所有するジェイケイⅢは5人が乗船し、苅田港(福岡県)から福山港(広島県)へ約12ノットで航行中だったという。
 のとじまは磁気に反応する機雷を避けるため船体が木造で、衝突のため大きく破損して自力航行ができない状態という。
 その後 海上自衛隊支援艦げんかい により曳航されて修理工場へ向かう。

 事故当時、海上は北西の風2メートルで、見通しは良好だったという。

2019年尾道海上保安部は10月23日、業務上過失往来危険容疑で、掃海艇艇長の1等海尉(32)と当直士官の2等海尉(42)、貨物船の2等航海士(71)の3人を広島地検尾道支部に書類送検した。

送検容疑は、のとじま側は相手船に対する見張りを十分にせず、動静を把握しないまま航行させた疑い。貨物船側は、のとじまを確認したが衝突を回避する義務を怠った疑い。
 事故は6月26日夜、尾道市の高根島北東約1.5キロの海域で発生。両船の乗組員にけがはなかった。

2020年5月12日、広島県沖で民間の貨物船と衝突して損傷した掃海艇について、海上自衛隊は修理に長い期間と多額の費用がかかるとして、6月、退役させることを決定。
海上自衛隊の掃海艇「のとじま」は、去年6月、広島県三原市沖の瀬戸内海で民間の貨物船と衝突し、船体が損傷
海上自衛隊は、造船会社に依頼して修理に必要な調査を進めてきがが、この型の掃海艇は磁気に反応する機雷への対策で、船体が木でできていることなどから修理に1年半かかるうえ、費用もおよそ11億円に上ることが分かったという。
このため、海上自衛隊は「のとじま」の修理を断念し、退役の時期を数年早めて、来月12日に退役させることを決定。
「のとじま」が配備されている京都の舞鶴基地には、代わりに別の掃海艇が配備され、日本周辺海域の防衛態勢に影響はないとしている。
海上自衛隊トップの山村浩海上幕僚長は、記者会見で「衝突事故により、早期に退役する結果となったことについて、国民の皆様に大変申し訳なく思っています。国の運輸安全委員会の事故調査に引き続き協力していきます」とコメントを出している








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海上自衛隊汎用護衛艦DDH-118ふゆづき 海峡航行姿

2020年05月22日 08時34分05秒 | 海上自衛隊

平成26年3月13日(木) 岡山県の三井造船株式会社 玉野事業所で建造されたまだ新しい護衛艦「 ふゆづき」
曳舟と交差しました。離合

「あきづき」型護衛艦の4番艦 
62口径5インチ砲 対地 対水上 対空射撃 防御手段として装備
ステルスシールド 現在の護衛艦で配備される主砲です。
そのすぐ後ろに垂直発射装置(ESSM/ASROC)対潜・対空攻撃用兵装

新型のファランクス近接防御システム
巡航ミサイルや航空機からの攻撃に対応する最後の防御手段
他の国ではゴールキーパーなどと似たシステムを呼称するものもあるようです。
艦番号118

後部甲板はなだらかに傾斜し「ミニ・オランダ坂」と呼ばれ むらさめ型護衛艦と基本的な流れは同じのようです。
ヘリコプター格納庫上にレーダーを配置したために大きな構造物があり あさひ型護衛艦よりも重厚感のある外見になっています。
基準排水量(Displacement):5,100t
主要寸法(全長×幅×喫水):
151.0×18.0×5.4m
主機(Main engine):
ロールスロイス/川崎重工業製[SM1C]×4基
馬力(Horsepower):64,000ps
速力(Speed):30kt(約56km/h)以上
乗員(Crew):約200名(女性自衛官を含む)


艦名は、「冬空に高く輝く、凛冽(りんれつ)とした冬の夜を照らす月」に由来します。旧
海軍の優れた防空駆逐艦、秋月型駆逐艦の8番艦で、あの戦艦大和が撃沈された「天
一号作戦」に参加し、生還した武功艦である「冬月」に次ぎ二代目となる命名です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする