LST-4001「おおすみ」
海底火山の大規模噴火で被害を受けたトンガに支援物資を届けるため、防衛省が派遣を決めている輸送艦「おおすみ」が1月24日午後広島県呉基地を出港
高圧洗浄機60台 飲料水 食料を搭載
自衛隊員約300人が搭乗 写真は別の日に撮影した おおすみ型輸送艦 の写真です
当日には陸上自衛隊の大型ヘリコプターCH47輸送ヘリコプターが2機 後部甲板に搭載されているようです。
塩害の防止のために防護シートで機体を保護され また ローター部分(羽根)は取り外されています。この作業だけでも陸上自衛隊の人たちは大変だったと思います。
フィリピン台風以来9年目の海外支援 国内では西日本豪雨や東日本大震災でも活躍した輸送艦
出港から2週間程度で現地に到着する予定。新型コロナウィルスが猛威を振るう中 搭乗員全員のPCR検査を実施済
航空機の輸送は迅速で早いが搭載量では艦艇の比ではなく
港湾整備が破損 未整備のところでも 搭載したエアクッション艇を使えば約50トンの物資を輸送艦から陸地へ輸送できるのが大きなメリット
(おおすみ型輸送艦では3艦 おおすみ しもきた くにさき に各2艇エルキャック(エアクッション艇)が装備されますが 予備の艇はなし)
長 さ(Length) 178.0m 航海速力22ノット
幅 (Width) 25.8m
喫水(Average draft) 7.8m
基準排水量
(Displacement)
8,900トン
(8,900 Ton Standard)
乗員(Complement) 149名
(Transporting JGSDF
Persons)
330名
輸送用エアクッション艇(LCAC)2艇搭載可能 積載能力(Loading ability) 約50トン(About 50 Ton)
航空自衛隊ではすでに1月20日 C-130輸送機2機を愛知県小牧基地から派遣して飲料水などを運んでいます
航空自衛隊 輸送支援については「2022年1月25日 関係の自衛隊員に新型コロナウィルス感染者が1名発生 時間をおいてさらに3人陽性反応がでて輸送機の運航に必要な人員が確保できなくなったため、空輸は当面できないとのこと。任務再開のめども立っていないという。(2020年1月25日22時報道発表)
追記「:2022年1月28日 航空自衛隊は緊急援助物資の支援を再開し 今回はC-2輸送機をトンガへ派遣すると報道されています」
★写真は過去の写真を使用しています