陸上自衛隊偵察ヘリコプターOH-1(観測ヘリコプター)
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空飛ぶタマゴと呼ばれ親しまれたOH-6D(1機6億円程度 193機が調達 偵察任務の他に 軽荷物の運搬 人員輸送にも使用された機体)に代わり純然たる偵察ヘリコプターとして開発された川崎重工業製のOH-1
開発当初は純国産の偵察ヘリコプターとして話題になりました。配備は2000年から
対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラと同様にタンデム配置で機体幅を狭くしレーダーや視認による発見率を低くする配慮がされた設計です。(前席が操縦士/後席が観測員)
ローター下部に探索サイト(赤外線センサー/レーザー測距離装置/テレビカメラ)を搭載
空対空ミサイルも自衛用として装備可能
胴体両側の安定翼下のハードポイントには兵装装備可能
当時ネットワークシステムが今ほど重要視されておらずリアルタイムでデーターを地上に送受信するこが出来ないこと この点を改善するにも経費が必要です。
有事に限らず災害発生時にもリアルタイムで送信できなかったことは東日本大震災の際にも指摘された事項です。
調達価格が1機20億円ともいわれ高価ゆえ調達は思うように進まず34樹で生産は休止されたまま。
2015年12月にエンジンなどの不具合が発見され2019年3月まで3年弱 飛行停止措置されていました。現在はエンジン改良を実施し改修が終了した機体から飛行解除のようです。
エンジン改修費は1機あたり1億円以上と報道されています。
OH-1をベースに新多用途ヘリコプターの開発や攻撃ヘリコプターの案もあったようですが
進展を示す報道はありません。
この頃は地上展示の機体として見ることもなくなりました。
無人機 ドローンなどに偵察任務を任せることで人的損害損傷のリスクをなくすという方向に時代は進んでいるようです。
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空飛ぶタマゴと呼ばれ親しまれたOH-6D(1機6億円程度 193機が調達 偵察任務の他に 軽荷物の運搬 人員輸送にも使用された機体)に代わり純然たる偵察ヘリコプターとして開発された川崎重工業製のOH-1
開発当初は純国産の偵察ヘリコプターとして話題になりました。配備は2000年から
対戦車ヘリコプターAH-1Sコブラと同様にタンデム配置で機体幅を狭くしレーダーや視認による発見率を低くする配慮がされた設計です。(前席が操縦士/後席が観測員)
ローター下部に探索サイト(赤外線センサー/レーザー測距離装置/テレビカメラ)を搭載
空対空ミサイルも自衛用として装備可能
胴体両側の安定翼下のハードポイントには兵装装備可能
当時ネットワークシステムが今ほど重要視されておらずリアルタイムでデーターを地上に送受信するこが出来ないこと この点を改善するにも経費が必要です。
有事に限らず災害発生時にもリアルタイムで送信できなかったことは東日本大震災の際にも指摘された事項です。
調達価格が1機20億円ともいわれ高価ゆえ調達は思うように進まず34樹で生産は休止されたまま。
2015年12月にエンジンなどの不具合が発見され2019年3月まで3年弱 飛行停止措置されていました。現在はエンジン改良を実施し改修が終了した機体から飛行解除のようです。
エンジン改修費は1機あたり1億円以上と報道されています。
OH-1をベースに新多用途ヘリコプターの開発や攻撃ヘリコプターの案もあったようですが
進展を示す報道はありません。
この頃は地上展示の機体として見ることもなくなりました。
無人機 ドローンなどに偵察任務を任せることで人的損害損傷のリスクをなくすという方向に時代は進んでいるようです。
2012年撮影