船と飛行機と電車(きままに)

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海上自衛隊掃海母艦ぶんご MST-464ぶんご 機雷敷設艦

2021年05月22日 19時56分22秒 | 海上自衛隊
全長141メートル 幅22メートル 乗員160人程度と汎用護衛艦と同程度の大きさを誇る海上自衛隊の運用する掃海母艦
掃海母艦は二隻しか建造されてなく 一番艦は「掃海母艦うらが」うらが型掃海母艦の2番艦 艦首甲板に主砲があるのが「ぶんご」
一番艦の「うらが」には装備されていません。
東日本大震災の際には自衛艦隊司令名で「全可動艦艇出港命令」が発出され自衛艦艇60隻が航空機は約100機 海上自衛隊の1/3が急遽動員 後にも先にもこのような出向命令が出たことはないと思います(今後出ない方がいいのですが 必要とあらば ただ命令を出すと腹をくくり即断した当時の幹部の判断と度量には感謝します)
乗組員の非番も週休も取り消され緊急時対応で「動ける艦艇は全部出!」 ・・阪神淡路大震災の経験をもとに即時対応をとった(それまでは自治体の要請が必要)
当然 点検 修理でドック入りしていた艦艇もあり、出せるものは全部 稼働させたと言われています。
震災当時 旗艦「うらが」はドックで修理中

派遣された海上自衛隊艦艇もスクリューに震災で流出した「瓦礫」や漁具によりからまり動けない状態もあり その度に活躍したのは海上自衛隊のEODと呼ばれる水中処分員(主に海上自衛隊の掃海艇に乗り込んでいます)
結局 最後は人力です。 絡まったロープや漁具を水中処分員の隊員の手により災害派遣で派遣された海上自衛艦艇の他に海上保安庁の船艇のスクリューが動くように 外していったと言われています。

1998年就役で すでに相当なベテラン艦・・掃海母艦の後継の計画はまだきちんとはアナウンスされていません。
イージス艦の新造は話題になるのですが・・補給艦 輸送艦 掃海母艦 などは話題にのる前に建造が後ろ押しになっているようです。



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