海上保安大学校入試「物理」と「化学」除外 来年度から

2021年11月9日の報道で　来年度から海上保安大学校の受験申込者数半減で受験科目を一部変更するとの報道がありました。

海上保安庁の幹部職員を養成する海上保安大学校（広島県呉市に所在）の来年度の入学試験（本科）から選択科目の「物理」と「化学」を取りやめると発表。

受験申込者数が2013年度の727人をピークに減少に転じて本年度は368人と4年連続で過去最低となり8年前より半減し、門戸（もんこ）を広げて志望者数を増やすのが狙い。高校卒業者を対象とした本科は毎年10月に第一次試験の筆記が実施されており　来年10月からは必須科目の作文と数学、英語のみを実施し、選択科目だった「物理まはた化学」は取りやめる。面接と身体検査が実施される二次試験に変更はないといいます。

海上保安官には国家資格「海技士」などの免許取得が必要で海保大の学生は在学中に資格を取得する。船舶構造やディーゼルエンジン機関の原理などの知識が問われるために受験者も理系を求めてきた。今後は入学後の物理や化学の授業で補修をするなどとして知識習得を図るといいます。

10月第一次試験のため他の一般大学との併願も可能となるためより多くの受験申込者を求めることになるでしょう。

画像は　海上保安学校で練習船として使用される巡視船みうらPL22

本来ならば　海上保安大学校で練習船として使用される　巡視船こじま　の画像がよかったのですが　手元にありませんでしたm(_ _)m