京都の建物には魅了的なものが多い。今回もいくつか写真を撮った。
まずは、琵琶湖疏水船の蹴上乗下船場にある、旧御所水運ポンプ室。設計は京都博物館と同じ片山東熊。火事を消すための水がない御所のため、ここから一旦裏の山にポンプで水を揚げ、あとは高低差が作る水圧で御所まで水を送る、そのポンプが収められた建物。過去一回だけ花火大会の火花が飛んで火災になった時に、ここのポンプの出番があったけどそれっきりだそう。もちろん、出番はない方がいい。現在は耐震改修をしているとかで中には入れなかった。ちなみに、
片山東熊設計の京博の明治古都館
ここに正面のアップ写真などがある。
初日の夕食は、二条城近くのチドリアシにした。到着がちょっと早すぎたので路地を歩いていて、重要文化財の豪商のお屋敷二條陣屋(小川家住宅)を外から見学した。予約が必要だし、夕食前のような遅い時間なので入れはしなかったけど、次に来た時には予約して中も見てみたいなと思った。というのが、
奇襲に備えたカラクリがあるらしい
さらに進むと、なんだか屋根に面白いものがある建物を発見。
普通の民家なんだろうけど
この人たちはだれ?
鍾馗さまはよく見るけど、これは違う、じゃあ何?謎じゃ。鐘が吊るしてあったのかなぁ?なんて話をして通り過ぎた。翌日京博から耳塚(文禄・慶長に従軍した身分の低い武士が、戦功の証として相手の耳や鼻をとってきた、それを供養するための塚)経由で三嶋神社に行く途中の路地で見つけたのは
古い看板を掲げた酒屋さん
六波羅蜜寺からすぐの、六道の辻近くで発見した、すごい名物を売るお店のすごい看板(苦笑)。
みなとや幽霊子育飴本舗
女性が亡くなり埋葬されたあと、土の中から子供の泣き声がする。掘り起こしたら、その女性が産んだ赤ん坊だった。その頃ちょうど毎晩飴を買いに来る女性がいたけど、子供が墓から救出されたあとは来なくなった。その子は8歳で出家して、位の高い僧侶になった。という話らしい。みなとやがある六道の辻は、京都の葬送の地、鳥辺野の入り口のひとつにあたるらしい。京都にはここ以外にも、立本寺というところでも幽霊子育飴が売られているみたい。
京都ってちょっと怖い場所も多いけど、面白いのはお寺ばかりじゃない。
入れよう⭕️
通り過ぎて戻って確認したくなるような建物が多いですよね。
今度はこの二條陣屋の予約を入れ良いと思ってます♪
そっか、ご存知ですか、さすが〜
幽霊子育て飴の言い伝えは日本も他の地域にもあるようです。
このお店は、冷やかしで入れない雰囲気がありました。
ちょっとした街角の普通の家も趣がありますね。建て替わって住宅メーカーの家ばかりにならないといいなぁ
子育て幽霊飴の話、昔読んだことあります。
ホントにこんな名前のお店があるとはっ!
京都だわー
さすが〜、どちらにいらしたんですか?
あたしは京博以外は(2度ほどしまってた養源院はあるけど)全部初めてでした。
鳥辺野、ありがとうございました
京博は広すぎて展示物が多すぎで、後の方は何を見たか記憶に残らない(笑)
古い民家も面白いですね。
櫓を見つけたの凄い。
鳥野辺→鳥辺野では?