kebaneco日記

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ハワイのジャンクフードの王道?

2006年01月28日 | 外食
これがスパムむすび。カードキーの大きさと比較していただければ大体のサイズはわかっていただけるはず。お向かいのABCストアでは温蔵庫の中に入っていた。

スパムの缶詰は日本では沖縄料理に登場する。ゴーヤチャンプルーに入っている、塩分バリバリの豚肉。これがスパムメールの語源とされるのは有名な話。SPAM社は「スパムメールはspam mailでわが社はSPAMと使い分けてネ」とホームページで呼びかけているらしい。気の毒なこっちゃ・・・

そもそもはモンティーパイソンっていうイギリスの人気不条理コメディ番組のエピソードのひとつに、北欧旅行中のイギリス人夫婦がレストランに入ってメニューを見たらどれひとつとしてスパムの入っていないメニューがなく、文句を言おうとしたら周囲のバイキング姿の客が「スパム・スパム・スパム・スパム」と騒ぎ立てて、文句言う気もしなくなるっていう、書いてしまうとしょ~もない筋のエピソードからとったらしい。

イギリス人とスパムって浅からぬ縁があり、第二次世界大戦のとき戦地での安価な栄養補給源として、兵隊さんたちイヤというほどスパムを食べさせられたらしいのだ。なのである年齢以上のイギリス人にとってはスパムは「これだけは食べたくない」っていうシロモノらしい。日本でも戦中派には「代用食は食べん」といって芋やかぼちゃを嫌がる方がいらっしゃるらしいけど、それに似ているかも。

確かに、スパムって特に「おいし~」って物じゃない。そもそも塩辛くてダメだ。この写真くらい薄くスライスして焼いてパンやご飯と一緒に食べるとか、チャーハンに入れるとか、野菜炒めに入れてシーズニング代わりに使うとか、そういう使い方しか思い浮かばないけど、ほかにあるのかな?それしても、ベーコンのほうがよっぽどおいしいと思うけど。。。

そうそう、モンティーパイソンといえば、イギリスに住んでいる頃ちょうどBBCが再放送やっていて、テレビの前でヒクヒク笑っていた。ブラック過ぎたり、しもネタ入りすぎだったりするのもあるので、全部に笑えたわけじゃないけど、「考えぬいてあえてここまでお下品にする」とか「練られた大人ネタを使う」っていう「高度さ」は日本の番組ではお目にかかれないので、今みても多分面白いと思えるはず。その当時は、さすがイギリス地上波4チャンネルしかないから厳選された内容しか放送しないな~、などと妙なところで感心した覚えがある。

イギリスらしくサッカーネタもあった。古代ギリシャの哲学者チームとドイツの哲学者チームが戦うっていう設定。ジャッジは中国の哲学者だったかもしれないけど、定かじゃない。哲学者らしくみんな思索にふけっていて、キックオフのホイッスルが鳴っても、ボールお構いなしにそこらじゅうをうろうろと歩き回っている。そのうち誰だったか忘れたけど「あっ!」と思いついてドリブル初めて・・・みたいな展開だったと思う。

ちなみにこのスパムむすび、今年はこれ一個で十分です!って感じかな。あ、だからといってまずいとかそういう意味ではなく、ね。

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