kebaneco日記

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独立しましょう!

2007年05月06日 | 折々の話題
片付けに忙しくして新聞まじめに読まないでいた連休、気づいたら政治家たちがさらにアメリカとお近づきになってしまっていた。ブッシュ大統領の支持率って最低記録更新の28%。って言ったら「偏差値はもっと低いんじゃないのかね?」って発言したkebaneco一族の構成員がいた、すみません、偏差値は%じゃありませんぜ~。はさておき、もう正真正銘の「死に体」ですねぇ。そんなブッシュさんにどうしてお土産満載で詣でねばならないのか?皆さん将棋でいうと一手先すら読めてない状態?そんなに盲目的にアメリカが好きならみんなでアメリカ人にでもなれば~?

久間防衛大臣の鳩派的発言(イラク戦争に関するアメリカの判断は間違いだったとか、在沖縄米軍基地問題にアメリカは偉そうに口出すなとか)には胸のすく思いがしていたのに、日付変更線越えたら「武器輸出三原則の緩和」などということを口にし始めた。おいおい。。。

この国の主権者であり納税者であるkebaとしては、どうして自分の国で「アホに人質にとらわれた」感にさいなまれねばならないのかしらん?う~む。とりあえず「ねぇねぇ、みんなで、精神的にアメリカ離れしましょうよぉ~」と言ってみよう。それから憲法の話考えても遅くないと思うんだよね~。

改憲イコール戦争と思うほど単細胞ではないつもりだけど、今の改憲論議ってどうしても「いかに自衛隊を実戦OKの軍隊として憲法で認めるか?いちいちメディアや国民にあ~だこ~だいわれないでもアメリカの求めに応じてすんなり海外派兵できるようにするにはどうするべきか?」っていうのがベースにあるとしか思えない。国連常任理事国になりたいっ!っていう人たちにはどうやら自衛隊のちゅうぶらりんな状態がネックになってると思いたいみたいだし。

アメリカという後ろ盾がいる=戦争しても勝つ=日本が戦場にならないっていう発想は、韓国や中国との国境紛争(島の領有権争いってそういうことだよね?)があるのに、同盟国のアメリカは「護って」くれるどころか知らん振りじゃないかぁ~、後ろ盾、本当にあるのか?確認してみたほうがよさそうだと思わない?近所のアブナイ国の存在を考えると「日本が紛争地にならない」前提の改憲って超絵空事のような気がする。アメリカよりだから生じる摩擦のこと、もうちょいとまじめに考えて見たほうがよさそうな気がしている今日この頃のkebaだ。

常任理事国になる方法があるとすれば、日本が独立した外交のできる「国」として認められることがもっとも近道なような気がする。あまたある仰天発言大国北朝鮮の主張に唯一kebaが賛成できるとしたら「日本を常任理事国にすることはアメリカが2票持つだけである」ってヤツだもん。

今の憲法って、確かに事実にそぐわないところが皆無ではない。でもアメリカに一方的に押し付けられたっていうよりは、終戦直後の戦争で疲れきった日本人の心に「そうだよね、戦争、もうイヤだよね」ってすんなり染み込んでいったんじゃないか?って思ったりもする。

kebaは今の憲法を「平和憲法、護るべし!」と叫ぶつもりはさらさらないのだけど、でも、もうちょっとゆっくり考えたいと思える問題だ。少なくともkebaはまだなんにも考えてないし・・・

たとえば各党が出している改憲案でイラク戦争みたいな状態が起こったときに日本にはどういうオプションがあって、どういう国民負担が課せられるのか。徴兵制とか予備役とかそういうのはどうなるのか。事例を示して比較してみたらどうだろう?とにかくもっと議論があってしかりだ。

さっきも書いたように、kebaは改憲イコール戦争するみたいに短絡的に改憲自体にアレルギー反応するつもりはない。でも少なくとも日本がアメリカに引きずられて戦争に加担している状態で改憲を云々するのは反対じゃ!

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