お祝いの品は？

家事を終え昼食を済ませ、仕事の準備に取り掛かる前にコーヒーでも、と久々にジャクリーヌ・デュプレのハイドンのチェロ協奏曲などかけつつソファに座ったら、ケバさんが寝室から出てきて座卓の向こうで毛並みのお手入れを開始。あたしがチェロの練習してた頃は（最後のエントリーはこんなに昔じゃ、えへへ）、ケースからチェロをだそうとしたら、空気の振動でお髭がビリビリする（と勝手にあたしが思ってただけで、実は下手さに耳を覆わんばかりだっただけかも）と、ぴゅ～っといなくなってたのに、やっぱりデュプレさまだといいのね・・・。ま、当然か。

あげた足だけが座卓の上に覗いていて、とってもかわいい。「あたいはここよ」ってことでしょうかねぇ。向こうに回って写真を撮ろうと立ち上がったら、ケバさんも向き直って

あんた、見たわね

じゃあ、ここにあるものをあたいにお出し

間髪入れずおやつの扉の前に移動して、扉の隙間をクンクンと嗅いでおやつの要求。「あんたたち、本当は休肝日なのに明け方飲んでたでしょ、アジアチャンピオンだ～とか言って。せっかく気持ち良く寝てたのに起きちゃったわ。あたいにもおすそ分けあって当然じゃない」と仰せ。痛いところを突かれたので、一理あるし、お祝いの品としてお気に入りのおやつをお出ししました。

さ、仕事の準備じゃ～