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昨日は午後から近所を散歩。
21日から永青文庫で始まった「仙崖ワールド また来て笑って!仙崖さんのZenZen禅画」展。永青文庫の創立者である細川護立が集めた仙崖の作品を含む、膨大な禅画コレクションを6年ぶりにフィーチャーした展覧会。
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リサ・ラーソンの猫のマイキーみたいな虎と福笑い失敗?みたいな龍(笑)
家光のへたうま木兎に通じるユル可愛いさを連想して、近所だし行くっきゃないねぇと思ったわけざんす。
前期と後期、展示されるものも少し入れ替えがあるので、6月下旬また行っちゃうかも。
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入口を入ったら緑のトンネル、楓の新緑が気持ちいい〜
館内は撮影禁止。仙崖の作品に加えて、兄弟子の誠拙など同時代の禅僧の作品が、書画なども含めて数多く紹介されていた。展示品一つ一つに気の利いた説明がついていて、いつもはあまり読まないあたしもほぼ全部のラベルを読んだ(かも)。
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観終わって細川庭園をぐるっと歩いて帰ろう、とこれをくぐる
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鳥を発見!虫を弄んでおった〜
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菖蒲の咲く水辺のある庭園
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大きな石灯籠、池の向こうにも石の塔がある
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いつ来ても美しいねぇ〜、と言いながらぶらぶら歩く
目白台の高低差を活かした池泉海遊式庭園。細川家から東京都が買収してその後文京区に移管された。しばらく新江戸川公園と呼ばれていたけど、5−6年前に肥後細川庭園と名前を変えた。この日も庭には手入れをする人が何人か入っていて、花の時期の終わった多年生植物をハサミで切るなどの作業をしておられた。来年同じ場所から再び芽吹くわけだ。こういう地道な努力があってこそ、この美しさが保てるんだねぇ。
庭園敷地内には細川家の学問所だった松聲閣(しょうせいかく;上の写真の建物)があり、お茶とお菓子がいただける。それ以外は無料なのに、いつ来ても美しく保ってあり、感心させられる。来月には肥後花菖蒲ガイドツアーという、花菖蒲園芸の歴史などの講義と、樹木やお花の解説付きの庭園散策がセットになったツアーが開催されるようだ。参加は無料、先着順(メールで申し込む)、雨天決行、とあった。
公園内にはさりげなくたくさんベンチが置いてあり、昨日も老夫婦が座ってお話をしていたり、水辺で遊ぶ子供を若いお母さんが座ってみていたりするだけじゃなく、パソコンを持ち込んで勉強だか仕事だかしている強者がいたり、今の時期お天気が良かったらここは気持ちのいい書斎になるなぁと思った。
じゃあ帰りますか、と門を出て神田川沿いを歩く。桜の時期と違って、人通りは大したことない。途中、左手に水神社。関口水門の守護神。その先は胸突坂、右側は芭蕉庵。
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三猿の碑なんてあったっけ〜、とパチリ
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イチョウの緑が眩しいこと
いつもは葉が落ちた時しか来ないのか、こんなに緑のイチョウは記憶がない。
胸突坂を登って、椿山荘の隣の花屋さんを覗いて帰宅。4,300歩だったけど高低差のあるお散歩、楽しかったっす。
東京には各藩の江戸藩邸があったせいか、美しい庭園が沢山ありますね。緑も大阪よりはずっと多い。ご紹介有り難う御座いました。
おっしゃる通りです。
商人の町だった大阪とは、趣が違うかもしれません。
うちの近所だけでも、昨日の細川庭園とその隣の椿山荘のお庭、
明治になってから作られましたが鳩山邸もあります。
適当に起伏があって見所も多いので、老後は足腰の訓練にいいかも(笑)
旧 新江戸川公園(表記が変だw)なんですね!
息子が生まれてすぐの頃、早稲田に住んでて、オットは仕事で帰って来ず、当時は新生児連れて入れる店も少なく、この公園に一人寂しくベビーカーを押して来た覚えが・・・
偶然お会いした女優の村松〇子さんとベンチでお話したこともあったなあ
久しぶりに見た風景。
今度行ってみます!
懐かしくて前のめりになってしまいました。
そうなんです、近所のあたしたちも気づかないうちに名前が変わっていました(笑)
でも相変わらず、本当によくお手入れがされていて
季節ごとに楽しめる美しい庭園です。
永青文庫とは繋がっているのでベビーカーがないし、庭園からは登っていけると思います〜