日曜日は、屋根の無いボートでの神田川クルーズに行った。日本橋のたもとの船着場から、(潮の関係で今回はいつもの逆の)反時計回りに日本橋川を下って隅田川にでて、神田川に入り、小石川橋手前で日本橋川に戻る90分のクルーズ。
ここ数年ずっと気になっていて、今年こそは!と思ったらコロナで運休。桜の時期は逃してしまったけれど、土曜日から運行再開ということで、早速ネットで予約をとっておいた。
この地図の中で自然の河川は隅田川だけ。ガイドのおじさんの絶妙な説明を聞きながら、主人と二人で東京って治水工事の賜物だって改めて感じた。
このあたりから、地下鉄丸の内線車両が地上に出てくるのと同時に、山手線と中央線や総武線が見えるタイミングがあり、シャッターチャンスを狙う人たちがつねに屯っている(この日は見えなかったけど)。橋の下は涼しいけど、これだけお天気がいいと撮り鉄も体力勝負や〜。
表面には切り出した時の工具の跡が残ってたり、表面に供出した大名家の略号が彫ってあったりする。大名が蓄財して武力や影響力を持ち、将軍家の脅威にならないよう、参勤交代やら物資や労力の供出やら、いろんなことをシステマチックにやってたことが垣間見える。
本来の石垣はこの高さだったのだけど、高さに応じて厚みも必要なので、土地を有効活用するために高さを抑えて、石垣裏の土地を削って別の目的に使える土地を捻出した場所がたくさんある、ということだった。
都心は人や車の移動があるので、とにかく橋が多い。90分のクルーズで50近くの橋をくぐった。日本橋川のかなりの部分は首都高の下で、何にも覆われていない隅田川がとても明るく、川幅が脅威的に広く感じた。日頃見ている神田川の下流を進んだわけだけど、渓谷のように深いところを進む区間もあれば、江戸時代に逆戻りしたのか?と思うような屋形船の並ぶところもあった。いつもとは違う東京と江戸の片鱗を見た。その片鱗を残そうという努力も目にした。
関東大震災や空襲で焼け落ちた橋が多い中、当時から石造りだった橋だけは人々の命を守ったという。ボートで下をくぐると、震災で焼けた跡や空襲を受けた跡が残る橋もあった。オリジナルの橋が建築された時代のもので他の場所で使われていた石を使って、復刻的復旧工事が進む橋もあった。今回目にした多く橋が「震災復興橋」。関東大震災で大きなダメージを被った橋を、国と東京が分担して掛け替えたもの。同時に、江戸時代や明治時代に橋のたもとの橋詰に河岸や広場や公衆トイレが置かれていたのを参考に、「橋詰広場」を確保して派出所、トイレ、防災器具置き場などが配置された。今回も「防災船着場」と名のついた場所を目にした。
とにかく、単純に、楽しかった。お天気にも恵まれたし、ガイドさんの話も面白く、いつも見ていたぎゅうぎゅう詰めの満員の船じゃない、というのもお得感があったし、屋根無しの船の開放感がよかった。今回は潮の関係でいつもの逆のルートだったので、機会があったら時計回りのルートも楽しんでください、また違った表情が見えますよ、と言われて船を降りた。
この地図の中で自然の河川は隅田川だけ。ガイドのおじさんの絶妙な説明を聞きながら、主人と二人で東京って治水工事の賜物だって改めて感じた。
日本橋を背にして首都高の日陰となった日本橋川を進む、目の前は茅場橋
右手に水門、奥は佃大橋のところで隅田川に注ぐ亀島川
豊海橋を超えたら隅田川、広い!清洲橋とスカイツリーをパチリ
向こうから水上バスも来た
柳橋から神田川に戻ると、左衛門橋までは船宿が両岸に並ぶ
万世橋の灯篭は下からだと全貌が簡単に撮影できる、陸地は秋葉原
ここは後で戻ってくる予定(苦笑)
こないだ上を通った聖橋
このあたりから、地下鉄丸の内線車両が地上に出てくるのと同時に、山手線と中央線や総武線が見えるタイミングがあり、シャッターチャンスを狙う人たちがつねに屯っている(この日は見えなかったけど)。橋の下は涼しいけど、これだけお天気がいいと撮り鉄も体力勝負や〜。
お茶の水分水路が本流と合流する地点、こういうのが至る所にある
小石川橋の手前を左折して再び日本橋川に戻ってくると、江戸城のお堀の石垣跡が見える場所がしばらく続く
表面には切り出した時の工具の跡が残ってたり、表面に供出した大名家の略号が彫ってあったりする。大名が蓄財して武力や影響力を持ち、将軍家の脅威にならないよう、参勤交代やら物資や労力の供出やら、いろんなことをシステマチックにやってたことが垣間見える。
本来の石垣はこの高さだったのだけど、高さに応じて厚みも必要なので、土地を有効活用するために高さを抑えて、石垣裏の土地を削って別の目的に使える土地を捻出した場所がたくさんある、ということだった。
見えにくいけど奥の桜の木がもとの標準木だったそうだ。気象庁も虎ノ門にもうすぐ移転
錦橋はメインのアーチが一つと、両側に半連アーチなんだね、下を通って初めて気づく
日本橋の麒麟の像が見えてきた
この角度からはクルーズしないと撮れませんよ〜とガイドさん。確かに(笑)
Uターンして船着場へ
ちなみに乗ったのはこの船、当日でも席が残ってれば乗れるみたい
都心は人や車の移動があるので、とにかく橋が多い。90分のクルーズで50近くの橋をくぐった。日本橋川のかなりの部分は首都高の下で、何にも覆われていない隅田川がとても明るく、川幅が脅威的に広く感じた。日頃見ている神田川の下流を進んだわけだけど、渓谷のように深いところを進む区間もあれば、江戸時代に逆戻りしたのか?と思うような屋形船の並ぶところもあった。いつもとは違う東京と江戸の片鱗を見た。その片鱗を残そうという努力も目にした。
関東大震災や空襲で焼け落ちた橋が多い中、当時から石造りだった橋だけは人々の命を守ったという。ボートで下をくぐると、震災で焼けた跡や空襲を受けた跡が残る橋もあった。オリジナルの橋が建築された時代のもので他の場所で使われていた石を使って、復刻的復旧工事が進む橋もあった。今回目にした多く橋が「震災復興橋」。関東大震災で大きなダメージを被った橋を、国と東京が分担して掛け替えたもの。同時に、江戸時代や明治時代に橋のたもとの橋詰に河岸や広場や公衆トイレが置かれていたのを参考に、「橋詰広場」を確保して派出所、トイレ、防災器具置き場などが配置された。今回も「防災船着場」と名のついた場所を目にした。
とにかく、単純に、楽しかった。お天気にも恵まれたし、ガイドさんの話も面白く、いつも見ていたぎゅうぎゅう詰めの満員の船じゃない、というのもお得感があったし、屋根無しの船の開放感がよかった。今回は潮の関係でいつもの逆のルートだったので、機会があったら時計回りのルートも楽しんでください、また違った表情が見えますよ、と言われて船を降りた。
関西は日中はちょっと暑いくらいですが、東京はそれほどでもないのかな。
水上はそれだけでも涼しそう。
こんなクルーズ観光もあるのですね 知らなかった。
水の上から見る東京は お江戸情緒たっぷりですね。
いいなぁ 行きたいなぁ。
住んでるとはとバスのありがたみはわからないのですが
クルーズや水上バス、おすすめです。
個人旅行なら面倒でも各区ボランティアにあたれば
歩きながらガイドしてくれるコースもあります。
あたし、インバウンドじゃなくて国内旅行の開拓
今後の基本経済のひとつの柱になると思うな。
水上は風もあり楽しかった〜
いいだろ〜❣️いいだろ〜❣️
是非いらしてみてください
水の京としては大阪に負けちゃうかもだけど
運河と橋の多さでは江戸東京は観光地です〜
海外をたくさん旅されたくりまんじゅうさまにも
江戸と東京のいろんな顔は、楽しんで頂けるはずです。
皇居を歩いて江戸城の面影を探すツアーもありますよ
江戸情緒は陸からも水上からも、色々と楽しめますよう〜
なんか、kebaneco ツアー組みたくなってきた(笑)