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午後は旧市街のユーゲントシュティール(アールヌーヴォー)建築見学から。ガイドブックには、ユーゲントシュティール建築群として、旧市街の外にあるピルセータス運河の向こうの一角が取り上げられている。だけど旧市街にも幾つか典型的な建物がある、ということでガイドのインガさんはまずこのビルの前に連れて行ってくれた。
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もうひとつ、ユーゲントシュティールの典型的モチーフがたくさん出てくる建物の前で説明が始まった。花や植物や女性や幾何学模様が装飾的に用いられ、金属の手すりの曲線と直線を強調した建物と装飾の組み合わせの妙を楽しんでください。動物は邪悪なものから建物と居住者を守る意味合いを持っています。たいていの場合は1階が店舗、2階がオーナー住居、3階が賃貸アパート。そのため居住空間の二階以上にはバルコニーが配されている、というのが基本設計です、と教わった。なるほど
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市庁舎広場に面したこの建物も、ユーゲントシュティール。屋根下の装飾が男女が左右に配置され「調和」を表している、二人の真ん中にあるのは城壁で、ここにお金を預ければ安全という意味、これは当初保険会社のビルとして作られたのです、と説明された。
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ここから公園の中で運河を渡り、新市街へ。学校として建てられたラトビア国立美術館前を通って、名高いアルベルタ通りへ。
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ボグスラフスキー共同住宅、エイゼンシュタイン1906年作。松明を持った女性が入り口の上に、2体のスフィンクスが入り口脇に、必要以上に高いファサード。完成後地元の新聞は「装飾を施すためだけに余計なファサードまでつけて、エイゼンシュタインお得意のやりすぎ建築だ」と酷評したとか。
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ミハイル・エイゼンシュタインは、戦艦ポチョムキンなどの映画で世界的に有名な、セルゲイ・エイゼンシュタインの父親。子供の頃エジプトのスフィンクスを寒いリガに連れてきた(?)父親の建築を見て、セルゲイ少年はスフィンクスが暖かいエジプトに帰る漫画を描いた。ガイドのインガさんが徒歩ツアーの途中で時々見せてくれた様々な資料のうちの一つ。
可愛くて面白かったので、ツアー終了後写真を撮らせてもらった。
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ここでガイドのインガさんと、フランス人3人家族とスペイン人のおっさんと日本人の夫婦合計6名の2時間徒歩ツアーは終了。ここからあたしたちは「歩いたから疲れたね、船に乗ろうか」と運河を目指した。
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建物を守るのはこの猫、ここにも猫がいたぁ〜と我が一族大よろこび
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もうひとつ、ユーゲントシュティールの典型的モチーフがたくさん出てくる建物の前で説明が始まった。花や植物や女性や幾何学模様が装飾的に用いられ、金属の手すりの曲線と直線を強調した建物と装飾の組み合わせの妙を楽しんでください。動物は邪悪なものから建物と居住者を守る意味合いを持っています。たいていの場合は1階が店舗、2階がオーナー住居、3階が賃貸アパート。そのため居住空間の二階以上にはバルコニーが配されている、というのが基本設計です、と教わった。なるほど
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建物と居住者を守るわんこの像
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フリーメイソンの印(オーナーか建築家かどちらがフリーメイソンだったかは謎)
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植物の柔らかい曲線
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市庁舎広場に面したこの建物も、ユーゲントシュティール。屋根下の装飾が男女が左右に配置され「調和」を表している、二人の真ん中にあるのは城壁で、ここにお金を預ければ安全という意味、これは当初保険会社のビルとして作られたのです、と説明された。
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自然(樹木)や孔雀も極めてユーゲントシュティール的
ここから公園の中で運河を渡り、新市街へ。学校として建てられたラトビア国立美術館前を通って、名高いアルベルタ通りへ。
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共同住宅エリザベーテス通り33、ミハイル・エイゼンシュタイン1901年の作
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共同住宅アルベルタ通り10b、エイゼンシュタイン1903年の作品
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フクロウ
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孔雀と不思議な顔正面に1つと脇に2面、男の顔はいつもお猿さんみたい(笑)
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共同住宅アントニヤス通り8 ペークシェンス1903年の作
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ドラゴンが入り口の見張り
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猫ちゃんもいまぁ〜す
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ボグスラフスキー共同住宅、エイゼンシュタイン1906年作。松明を持った女性が入り口の上に、2体のスフィンクスが入り口脇に、必要以上に高いファサード。完成後地元の新聞は「装飾を施すためだけに余計なファサードまでつけて、エイゼンシュタインお得意のやりすぎ建築だ」と酷評したとか。
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ミハイル・エイゼンシュタインは、戦艦ポチョムキンなどの映画で世界的に有名な、セルゲイ・エイゼンシュタインの父親。子供の頃エジプトのスフィンクスを寒いリガに連れてきた(?)父親の建築を見て、セルゲイ少年はスフィンクスが暖かいエジプトに帰る漫画を描いた。ガイドのインガさんが徒歩ツアーの途中で時々見せてくれた様々な資料のうちの一つ。
可愛くて面白かったので、ツアー終了後写真を撮らせてもらった。
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共同住宅アルベルタ通り8。中央の張り出した部分が木を表現、エイゼンシュタイン1903年の作品
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共同住宅アルベルタ通り12 ペークシェンスとラウベの共作、1903年作
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松の葉や松ぼっくり、リスなど民族ロマン主義も入っておる
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現在はアール・ヌーヴォー美術館として使われているこの建物の、螺旋階段は必見
ここでガイドのインガさんと、フランス人3人家族とスペイン人のおっさんと日本人の夫婦合計6名の2時間徒歩ツアーは終了。ここからあたしたちは「歩いたから疲れたね、船に乗ろうか」と運河を目指した。
建物が立派で外観も細かい彫刻がされており
この旅を私がしたら サンクトペテルブルク
だったか これはロシアだったかなど後で見て
迷いそうです。共産国でもネコは可愛がられて
いたのですね 嬉しいねぇ 岩合さんはこの国の
ネコ歩きをまだ撮影してないのでは?
行けばいいのにね。
執念のようなものを感じます(苦笑)。
ラトビアのリガの猫は毛並みも良くおっとりしてるので
きっと、岩合さんの被写体も沢山居ると思います、
背景となる町並みも立派だし、そうですよね、
撮影にいらっしゃればいいのに~