ダメダメじゃん

ニューヨークで開催された原子力安全首脳級会合での、野田首相の演説要旨を読んで驚いた。

福島の事故の収束を早急に行うこと、事故の情報開示を行うこと、原発の安全性を世界最高水準にして引き続き原子力を利用すること、核の安全保障に貢献すること、などが述べられた。原発減らすんじゃなかったの？おまけに、放射能漏れが未だに続いている、家に帰れない人や生活を破壊された人が何万人もいて、その人たちに十分な手当てができていないことには全く触れられていない。一旦事故が起きたらこうなるということを世界に向けて発信できる唯一の国なのに、それを不名誉と思うのか、脱原発は米仏が許してくれないと思うのか、経団連が許してくれないのか、「原子力の安全利用」の未来に向けたメッセージだけを発していたように聞こえた。

日本国内では、ここまではっきり原発依存継続は明言していないし、民主党は「コンクリートからひとへ」の旗印を降ろしてないと思うけど。二枚舌じゃん。鉢呂議員を切るなら、あんたが辞任しなさいよって感じ。

マロは、「シモベが凹んでいるな」と思うと、高いところから降りてきて寄り添ってくれる
邪魔とも言えるけど（苦笑）

シモベが動いて、寝てるのに起されても、起されても、やっぱり寄り添ってくれる
　「慰めに来たのに迷惑がられてます」とぶ～たれてるけどね（苦笑）

でも、マロはテレパシーでシモベの気持ちが読めるんだよ（←親ばか）。

いくら安全性を強調しても、今回の事故の影響が仔細にわたって分析されていない中「これからも原発やりまっせ」と言うことは、日本人が傲慢だというメッセージを世界に発したと同じだとしか思えなかった。「もう二度とあんな経験を日本国民にさせてはならない。今がんばって耐えている人達のためにも、原発なくても経済成長してみせまっさ」って宣言して欲しかった。

政治家にマロの爪の垢飲ませたいねぇ～