座面の張替え

ダイニングチェアの座面を張り替えた時（ここ）、西武のインテリア売り場で見積もりを取ったら、想定していた金額よりかなり高くて、少しでも安くしようと私の椅子だけ除外した。それがこの椅子。20年近く前に西武池袋に当時あったイルムス館で買った北欧のもの。クッションがへたってきて、ずっと座ってるとお尻が痛くなってきたので替え時かな、と。

確定申告が終わって少し時間ができたら自分で張り替えるつもりで、以前張り替えた座面や同じ布で作った座布団カバー（ここ）と同じくサンゲツの布を西武で選んで取り寄せておいた。使った材料は以下のとおり

工具のうち買い足したのは、タッカーといわれるホッチキスのお化けみたいなもの

最初のステップは座面を外す、の儀

次に、外した座面から不織布を外す。マイナスドライバーを差し込んでぐるっとまわし、ホッチキスの針を浮かせて、ペンチで抜く、を延々。できた〜と思って黒い不織布を外したら・・・

布は座面にもっと頑丈に貼り付けられていた〜

ケバやマロに現場監督されつつ、気が遠くなりそうな量のホッチキスの針を外し、接着剤でくっついていたクッションも外す。これで座面の板がようやく現れた。

２枚重ねにするウレタンフォームを板に合わせて切る。板を置いて油性マジックでウレタン上に形を写し取りハサミでジョキジョキ、を固いウレタンと柔らかいウレタン2枚分。

次に板にあわせて10センチの余裕を取って布を切る

狂ったようにタッカーで留めて、余った布を適当に切る

この座面は少し曲げてある。背中とお尻と、人間の体に合わせてあるので座り心地が良い。で、そこも含めてシワができないいように布を貼るためには、なんどかホッチキスを外して再度留めて、という工程をあまり惜しまないほうがいいという気がして、試行錯誤を繰り返しつつ作業を進めた。

で、出来上がりはこんな感じ

ダイニングチェアと並べてみた

椅子は両端はカリモクだけどあとの2つは全く違うメーカー。でも5年前に同じメーカーの同じシリーズの布を使って張り替えたから、なんとなく統一感がある。

間違い探し・・・ではありません

悦に入って写真を撮ってたら「ボクはこれが好きですけどね〜」そ、そ〜なんだ。。。ホッチキスを外すのだけはあまりの量にひるんだけど、意外にシンプルな作業で効果絶大、なのでありました。