おっとりガッツ

最近特派員ががんばって「これも使っておくれ」とビシバシ写真を送ってくる。どうもケバがストーブ傍の一等席をマロに奪われた４コマに触発されたらしい（苦笑)。今日の２題目の主役は新猫通りのガッツ。

	天気のいい年の瀬のある日、ガッツは日当たりのいいベランダで日向ぼっこ。そこに貢物を持ったいつものおいちゃんがあらわれ「ガッツ～～」って呼んだ
	どこから降りようかとぐずぐずしてるとおいちゃんは「これだよ～～」って猫缶を高々と突き上げた
	「うわ～い、おいちゃんありがとね～」と地べたに出してもらったごはんを通り過ぎてまずはご挨拶
	ふと気付くとトラがむしゃむしゃ。あれ～、トラぁ、あたいのご飯なんだけどなぁ、でもまぁいっか・・・。あたいのもちゃんと残しておいてよ。でもさぁ、ちゃぁんとおいちゃんにお礼いったぁ？

せっかくご飯あげてもガッツは「うふふ、うふふ」ってすり寄ってきて撫でてもらったりしちゃうので、目ざといトラに先を越されてしまう。だけどトラをフ～って追っ払うわけでもなく、なんだか普通に共存している野良猫にあるまじきおっとり猫さん。それもこれも地域猫としてみんなに愛されてご飯もねぐらも確保できてるからなのかな？

主人はご飯を貢いでいたらどこからともなく現れたおばあちゃんに「ありがとうございますぅ」と感謝されたこともあるんだって。御伽噺みたいな新猫通りです。