偉いんだか偉くないんだか・・・

2018年の年末に管理会社からのお知らせで、無料で共用部のインターネット設備のメンテナンス工事をして、ベストエフォートで今までの100Mbpsから1Gbpsにインターネット環境がアップグレードされます。ついては、1Gbps対応の宅内ハブ機種へ交換したい人は、ハブだけを購入または取り付けもパックになったサービスを購入いただけます、という案内が来ていた。

占有部内の宅内ハブは元のスピードの100Mbps対応でしかないので、交換すれば通信速度のさらなる向上が見込まれるし、交換しなくてもスピードは速くならないけど通信品質は安定することが見込まれるので、どうするかは区分所有者のご判断で、ということだった。うちはDAZNやAmazonプライム・ビデオでスポーツやドラマを観る。100Mbps環境の時はJリーグの試合で時々フリーズしていたので、快適な視聴環境にとって通信速度は重要な要素。ただ、基本的にケチのkebaは、宅内ハブの交換なんて簡単だろうと、ハブだけを購入していた。

宅内ハブは玄関脇のシューズインクローゼットにあることはわかってるんだけど、届いた直後に取り付けようとした主人が、「ハブの蓋が開かないよ」といい、その時に私もちょっとトライして「開かないね」。で、実に一年半もの間そのままになっていた（苦笑）。その間サッカーの試合もフリーズなしで観ることができていたので、「交換しなくても通信品質は安定」を実証実験してたようなものなのじゃ。が、さすがに買ったものをいつまでも放置していては宝の持ち腐れ。リモート会議で仕事が再開しつつある中、少しでも通信品質は確保したいし、できれば高速化も、と思って昨日再度トライした。

主人の靴をどけて「ど〜するんだろ〜」と覗き込んだところ、クリーム色のケース本体の下の方に「押して開ける」というシールを発見!なんだこりゃ〜、とそこを押して蓋を引っ張ったら、パカっと開いた（苦笑）。蓋を取ってすぐ、うじゃうじゃの配線が目に入り一瞬ひるんじゃうんだけど、あたしの作業に必要なことはこの白い物体につながっているケーブルを（既に取り外した古いハブから）新しいハブに繋ぎ替えるだけ。

磁石で宅内ハブケースの壁に固定されている古い本体の電源を抜いてから、青いLANケーブルやグレーの幹線ケーブルを抜き、新しい本体を元あった本体の場所に置き（磁石で固定されるのでネジなんか不要）、ケーブルを全て差し戻して電源を入れて、WiFiに繋いだ機器と固定電話の動作を確認すればオッケー。目論見通り「宅内ハブの交換なんて簡単」で、難関は予想だにしなかったハブの蓋を開ける作業だった（苦笑）。諦めが良すぎたのは「難しいかも」という心理が働いたからかもしれない。

宅内ハブ自体は管理会社から買うと4,500円（税別）で、取り付けサービスもついたパックだと17,500円（税別）だったので、ちょいとしつこくしてみたおかげで、この10分程度の作業だけで13,000円（税別）も節約した偉い主婦になりました、きゃっほ〜。