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日曜日は晴天で気温も上がったけど空気は乾燥していて、良いお散歩日和。
都バスの団子坂下停留所で降りて、谷中方面を目指して「三崎坂」を登る。最初の信号を右に入ると、「へび道」。最初の写真はそのへび道で見つけたお洒落な店構えのたわし屋さん。北区の老舗たわしやの直営店のようだった。お店は閉まっているので、オンラインストアでお買い求めを、という案内が出ていた。
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大正末期から昭和初期にかけて暗渠化された、かつての藍染川が流れていた跡が、こんなくねくねとした住宅街の小道になっている。庭木がいい感じで陰を作ってくれるので、30度近い気温だった日曜日も快適。
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お洒落なお店と一般の住宅が並ぶ、緑の多い400メートルほどのへび道、谷根千の雰囲気を象徴してると言われて人気の町歩きスポット。雑貨屋さんや飲食店も多くい。このカフェは営業中、バラが花盛り。ただ、コロナの影響で多くのお店が空いてなかったのが残念。
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へび道が終わってもさらに南下を続けて左に曲がると、宗善寺あたりまでは「三浦坂」。美作国真島郡勝山二万三千石の藩主、三浦志摩守の下屋敷前の坂道、ってことで三浦坂という名前、とあった。上りきった左側には「大名時計博物館」という博物館があって、「随分とニッチな博物館だねぇ〜」と笑いながら歩いた。
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角には「みかどパン店」、この日も営業中。明治期にパン店(当時は団子やだったそうだけど)の初代店主が鉢植えで育てていたものがここまでの大きさになった、という話。ただこのヒマラヤスギには伐採の計画もあり、保存に向けた有志の活動もあるようだ。青空に向かって伸び伸びと育った杉の木、残して欲しいなぁ。
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途中道に迷って(苦笑)、うっかり上野方面に行きそうになった。気付いて方向転換して、以前上野から朝倉彫塑館まで歩いた道に合流した。
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途中までこの道を歩いて、長安寺を通り越して左折。目指すは観音寺の築地塀。江戸時代に作られた土と瓦を交互に積み重ねた総延長37.6mの塀は、長年の保存と修復の努力が実って、この姿。素晴らしい。
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ここからさらにお寺とお寺の間の道を進むと、途中鬱蒼とした木立が現れる。ただ寺町の風情はこのあたりまで。ここからはだんだん生活感が戻ってくる。谷中のコミュニティーセンターなどを左手に見ながら、さらに進んで「蛍坂」。
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坂を上りきって左折してさらに進むと、子供たちの賑やかな声が聞こえてきた。右折して右手に、周囲を高い建物や戸建て住宅に囲まれて見えてきたのが
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言わずと知れた、フェノロサの弟子、東京美術学校の初代校長。ここに日本美術院を設立した(天心が渡米した後は解散、没後に横山大観などが再興した)。晩年は茨城の五浦海岸、終焉の地は新潟県赤倉だけど、台東区が岡倉天心の功績を顕彰するために1967年にこの公園を造った。
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奥の方に「岡倉天心史跡記念堂」という六角堂が建てられ、内部には坐像が安置されている。あたしたちが滞在した短い間にも、何人かが六角堂を除いたり、手を合わせたりしていた。
公園を出てさらに北上してしばらくいくと、下町の商店街として有名な谷中銀座にぶつかる。そして右手には「夕焼けだんだん」が見えてくる。多くの猫が集まってくることで有名(あ、多分それ以外の理由でもね(苦笑))。
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高低差は4メートル36段の階段が、少し先にある日暮里駅と谷中銀座を繋いでいる。谷中銀座は外出自粛中で閉まっているお店が多い中、そぞろ歩きする人は多かったし、外国人観光客も少なくなかった。
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ここからは御殿坂を下って日暮里駅へ。スカイライナーに乗る時の乗り換え駅だけど、「こちらから駅に入るのは初めてかもね」と言いながら駅の西側から入って、山手線に乗った。この日はバスで千駄木駅近くの団子坂下まで行き、谷中を散策し、日暮里から帰宅、で8,500歩の町歩き。
都バスの団子坂下停留所で降りて、谷中方面を目指して「三崎坂」を登る。最初の信号を右に入ると、「へび道」。最初の写真はそのへび道で見つけたお洒落な店構えのたわし屋さん。北区の老舗たわしやの直営店のようだった。お店は閉まっているので、オンラインストアでお買い求めを、という案内が出ていた。
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大正末期から昭和初期にかけて暗渠化された、かつての藍染川が流れていた跡が、こんなくねくねとした住宅街の小道になっている。庭木がいい感じで陰を作ってくれるので、30度近い気温だった日曜日も快適。
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お洒落なお店と一般の住宅が並ぶ、緑の多い400メートルほどのへび道、谷根千の雰囲気を象徴してると言われて人気の町歩きスポット。雑貨屋さんや飲食店も多くい。このカフェは営業中、バラが花盛り。ただ、コロナの影響で多くのお店が空いてなかったのが残念。
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へび道が終わってもさらに南下を続けて左に曲がると、宗善寺あたりまでは「三浦坂」。美作国真島郡勝山二万三千石の藩主、三浦志摩守の下屋敷前の坂道、ってことで三浦坂という名前、とあった。上りきった左側には「大名時計博物館」という博物館があって、「随分とニッチな博物館だねぇ〜」と笑いながら歩いた。
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登りきって右折すると大きなヒマラヤスギのある三叉路が目に入る
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角には「みかどパン店」、この日も営業中。明治期にパン店(当時は団子やだったそうだけど)の初代店主が鉢植えで育てていたものがここまでの大きさになった、という話。ただこのヒマラヤスギには伐採の計画もあり、保存に向けた有志の活動もあるようだ。青空に向かって伸び伸びと育った杉の木、残して欲しいなぁ。
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初夏です〜
途中道に迷って(苦笑)、うっかり上野方面に行きそうになった。気付いて方向転換して、以前上野から朝倉彫塑館まで歩いた道に合流した。
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冬の景色とは違った色合いに、全然違う場所みたいな印象を受ける
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そして、谷根千といえば・・・のお猫様も登場
途中までこの道を歩いて、長安寺を通り越して左折。目指すは観音寺の築地塀。江戸時代に作られた土と瓦を交互に積み重ねた総延長37.6mの塀は、長年の保存と修復の努力が実って、この姿。素晴らしい。
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国の登録有形文化財なのは当然
ここからさらにお寺とお寺の間の道を進むと、途中鬱蒼とした木立が現れる。ただ寺町の風情はこのあたりまで。ここからはだんだん生活感が戻ってくる。谷中のコミュニティーセンターなどを左手に見ながら、さらに進んで「蛍坂」。
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名前とは裏腹に味も素っ気も無い坂(苦笑)
坂を上りきって左折してさらに進むと、子供たちの賑やかな声が聞こえてきた。右折して右手に、周囲を高い建物や戸建て住宅に囲まれて見えてきたのが
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岡倉天心記念公園
言わずと知れた、フェノロサの弟子、東京美術学校の初代校長。ここに日本美術院を設立した(天心が渡米した後は解散、没後に横山大観などが再興した)。晩年は茨城の五浦海岸、終焉の地は新潟県赤倉だけど、台東区が岡倉天心の功績を顕彰するために1967年にこの公園を造った。
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奥の方に「岡倉天心史跡記念堂」という六角堂が建てられ、内部には坐像が安置されている。あたしたちが滞在した短い間にも、何人かが六角堂を除いたり、手を合わせたりしていた。
公園を出てさらに北上してしばらくいくと、下町の商店街として有名な谷中銀座にぶつかる。そして右手には「夕焼けだんだん」が見えてくる。多くの猫が集まってくることで有名(あ、多分それ以外の理由でもね(苦笑))。
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西に伸びているので夕景が綺麗ってことでこの名前
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ビルの向こうに夕焼け、さすがは東京(苦笑)
高低差は4メートル36段の階段が、少し先にある日暮里駅と谷中銀座を繋いでいる。谷中銀座は外出自粛中で閉まっているお店が多い中、そぞろ歩きする人は多かったし、外国人観光客も少なくなかった。
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段々を登ったあたりでご飯をもらうお猫様に遭遇
ここからは御殿坂を下って日暮里駅へ。スカイライナーに乗る時の乗り換え駅だけど、「こちらから駅に入るのは初めてかもね」と言いながら駅の西側から入って、山手線に乗った。この日はバスで千駄木駅近くの団子坂下まで行き、谷中を散策し、日暮里から帰宅、で8,500歩の町歩き。
そうなんです、東京には坂が多いです。
それにしても、夕焼けだんだん、って微妙なネーミングですよね
人生の夕焼けって考えると(苦笑)。
コロナで近所と文京区を見直してます〜
地図で見ると 海抜の低い平野のように見えるけど
小さな道を 上ったり下ったり 高齢者にとって
だんだんは 段々と(笑)つらいのかな。
車も 家の庭先まで入れない家が多いのでしょうね。
ゆっくり散歩には とってもおもしろいですね。
コロナのせいで ゆっくり~を見直す機会となりますね。