土曜日はマロを病院に預けて、一旦帰宅して、都バスで上野まで。まずは不忍池の湖畔に立つ下町風俗資料館へ。パスポートで入れる施設の中で、主人が「ここに行きたい」とご所望の場所。
同じく二階。辻村寿三郎などの職人の手による、吉原の花魁のいた建物の模型が飾ってある。覗いてみると、細部にまでこだわった作りに、さすがは辻村ジュサブローだなぁと感心させられた。衣装や布団に使ってある布だけでも、膨大な数になると思う。
なかなか面白かったねぇ〜と言いながら、上野東照宮へ。ここは1627年創建、徳川家康を神様として祀っている。日光にまでお参りできない人のために家光が建立した、といわれている。
参道を歩くと目に入ってくる、五重の塔と神楽殿。お花見の時期にはお神楽が奉納される、屋根の勾配の美しい建物。
銅灯籠は全部で48基あり、諸大名から奉納されている。唐門両脇の6基は、紀伊・水戸・尾張の徳川御三家が寄進したものらしい。国指定重要文化財。
透塀を右手に、まずは社殿を拝見。内部は非公開だけど、社殿の外壁の彫刻だけでも十分見る価値がある。これもまた国指定重要文化財。
重要文化財の唐門。正式名称は唐破風造り四脚門、というらしい。脚のそばには左甚五郎作の昇り竜・降り龍の彫刻があり、不忍池に毎晩水を飲みに行っているらしい。偉大な人ほど頭を垂れるということから、頭が下を向いている方が昇り竜と呼ばれるんだって。
お狸様、正式名称は栄誉権現社、も祀られている。安置された場所に災いをもたらし続けたお狸様、東照宮に寄贈されてからは災いがなくなった、という言い伝えがあるらしい。タヌキって他を抜くという音にもなるので、必勝の神様らしい。
上野といえば美術館・博物館。この辺りをゆっくり歩くことは稀で、ましてや東照宮に足が向くなんてことは一度もなかった。この辺ってこんな感じなんだねぇ、我が家の上野征服(?)もかなり進んだねぇ〜と、ぶらぶら歩く。上野ウェルカム・パスポートがあるからこそ「次は東照宮に行こうか」ということになる。以前レッズのシーズンチケットを持っていた頃、ホームゲームには雨が降ろうと寒かろうと馳せ参じていた、でもシーズンチケットをやめちゃってからとんと試合観戦の回数が減った、それととても似ているとも思った。
持ってることで行くきっかけになるし、行けば行ったで新たな発見がある。上野はこうやって我が家の領土化が進む(と勝手に思ってる)ので、今年の春以降はどこを侵略に行こうかなぁ〜みたいな話で盛り上がり、あっという間に銅像付近まで到着。
西郷さん銅像の近くのビルには3153(さいごうさん)という名前がついていて、親父ギャグすぎて笑った。そのビルの階段を使って銀座線の上野駅に向かった。考えてみたら、上野から銀座線に乗って帰るのも初めてかもしれない。昨日は、ここから日本橋まで行って東西線に乗り換えて、そこから早稲田に行ってマロを連れて帰った。
上野のパスポートは動物園の入場券も含まれるので、そのうちパンダちゃんにご挨拶しに行かねばと思ってるし、よく考えたら今度の土日は上野で仕事をするし日曜日はお昼までで仕事が終わるので、主人と待ち合わせて上野散策もありだなぁ〜と思っている。
一階の展示室には、大正時代の下町の街並みを再現してある。花緒の製造問屋で商家の様子を垣間見て、駄菓子屋一家のお家と職人の銅壺屋のうちが繋がってる長屋
二階には、台東区内に実在した銭湯の番台をそのまま移設した展示があって、子供が番台に座ったり、女性が番台下の扉を開けたりしてた
展示物に上がり込んで、ここに住んでる人みたいになってる親子がいるなか、あたしたちは「テレビってあんな風だったよね」とか「ラジオはもうちょっと新しいのがあったなぁ」とか
同じく二階。辻村寿三郎などの職人の手による、吉原の花魁のいた建物の模型が飾ってある。覗いてみると、細部にまでこだわった作りに、さすがは辻村ジュサブローだなぁと感心させられた。衣装や布団に使ってある布だけでも、膨大な数になると思う。
全体はこんなに大きい
なかなか面白かったねぇ〜と言いながら、上野東照宮へ。ここは1627年創建、徳川家康を神様として祀っている。日光にまでお参りできない人のために家光が建立した、といわれている。
参道を歩くと目に入ってくる、五重の塔と神楽殿。お花見の時期にはお神楽が奉納される、屋根の勾配の美しい建物。
銅灯籠は全部で48基あり、諸大名から奉納されている。唐門両脇の6基は、紀伊・水戸・尾張の徳川御三家が寄進したものらしい。国指定重要文化財。
透塀を右手に、まずは社殿を拝見。内部は非公開だけど、社殿の外壁の彫刻だけでも十分見る価値がある。これもまた国指定重要文化財。
重要文化財の唐門。正式名称は唐破風造り四脚門、というらしい。脚のそばには左甚五郎作の昇り竜・降り龍の彫刻があり、不忍池に毎晩水を飲みに行っているらしい。偉大な人ほど頭を垂れるということから、頭が下を向いている方が昇り竜と呼ばれるんだって。
重文の透かし塀が社殿を取り囲んでいる。上の段には陸上の動植物、下の段には水中の動植物の彫刻が表現されている
干支のネズミさんもおられました
敷地内には、幹の太さが8m以上、樹齢600年以上という大楠、上野のご神木がそびえ立っている
お狸様、正式名称は栄誉権現社、も祀られている。安置された場所に災いをもたらし続けたお狸様、東照宮に寄贈されてからは災いがなくなった、という言い伝えがあるらしい。タヌキって他を抜くという音にもなるので、必勝の神様らしい。
上野といえば美術館・博物館。この辺りをゆっくり歩くことは稀で、ましてや東照宮に足が向くなんてことは一度もなかった。この辺ってこんな感じなんだねぇ、我が家の上野征服(?)もかなり進んだねぇ〜と、ぶらぶら歩く。上野ウェルカム・パスポートがあるからこそ「次は東照宮に行こうか」ということになる。以前レッズのシーズンチケットを持っていた頃、ホームゲームには雨が降ろうと寒かろうと馳せ参じていた、でもシーズンチケットをやめちゃってからとんと試合観戦の回数が減った、それととても似ているとも思った。
持ってることで行くきっかけになるし、行けば行ったで新たな発見がある。上野はこうやって我が家の領土化が進む(と勝手に思ってる)ので、今年の春以降はどこを侵略に行こうかなぁ〜みたいな話で盛り上がり、あっという間に銅像付近まで到着。
西郷さん銅像の近くのビルには3153(さいごうさん)という名前がついていて、親父ギャグすぎて笑った。そのビルの階段を使って銀座線の上野駅に向かった。考えてみたら、上野から銀座線に乗って帰るのも初めてかもしれない。昨日は、ここから日本橋まで行って東西線に乗り換えて、そこから早稲田に行ってマロを連れて帰った。
上野のパスポートは動物園の入場券も含まれるので、そのうちパンダちゃんにご挨拶しに行かねばと思ってるし、よく考えたら今度の土日は上野で仕事をするし日曜日はお昼までで仕事が終わるので、主人と待ち合わせて上野散策もありだなぁ〜と思っている。
そうやって我が家の領土が増えていくのも楽しいですね。
中国人が少なそうなのもいいわ。
奈良や京都は悲惨だもん。
駅の西側は史跡や文化施設が多いので、残っている、
そして努力して残しているんだと思います。
二十歳台後半のころ、両親に東京の美術館を紹介した本全2巻をプレゼントしました。
かれらはそれを3年くらいで全部制覇したんです、
そして古文書の魅力にはまったのもそのせい。
自分が当時の彼らの年齢に近づくにつれて、
どうして嬉々として有名でもない小さい美術館に足を運ぶのか
わかるようになりました。
小さな美術館って、集めた人、作った人のアトリエや住居だったところが多く
うつわ自体がアートで、小さい建物の中にエッセンスが凝縮されているんですよね。
あたしも主人と一緒に、そういうところも含めて
東京征服を目指してちまちま(笑)と領土拡大を図っていきます。
京都は、本当にお気の毒です。
正直インバウンド何千万人〜とかいう、
アナクロな大きいことはいいことだ的な
劣等感の塊にしか思いつかないような目標を掲げる政府のために
もっとお高くとまっていていい場所が、
価値のわからない人に迎合する場になってしまいました。
日本の文化や芸術や歴史のことが好きな人が
大枚叩いてゆっくり訪れ、温かいもてなしを受ける
そういう国にならなきゃ、薄利多売じゃ人手不足の日本には無理なのに。
まぁ、ばくちが成長戦略って平気で言える神経の人たちが政権握ってるんで、
京都も大阪も、これからも大変でしょうね。
ってか、日本全体が大変ですよ、ったく。
観光客は、あたしたちの生活ありき、で受け入れるものだともいます。
地元の人がバスにも乗れない観光地って異常。
観光客は少数精鋭でいいんです。
日本にはそれだけの価値があるんだから。
ま、そういう政策を是とする国になるには
政治家が少数精鋭じゃなきゃねぇ。
とほほ
又々 興味を惹かれる処を教えて頂いて嬉しい💕 上京の際は ここも歩いてみたいです。
何度でも上京したくなってしまうぅ💦
娘が先週、中学校からの時の友人と、午前中妊婦健診を済ませた後(爆)、深大寺辺りをゆっくり散策したらしいです😁😁
親子って 好みも似て来ますよね💕
上野はなかなかお気が深いです。
今週末仕事してその後行くつもりの東博も
建物の歴史から何から面白いし
上京の際はぜひ〜
妊婦検診の後散歩とは、健全な妊婦さんじゃ〜(笑)