うちのマンションの駐輪問題について、今度の土曜日の定期総会として、防火管理者としてコメントする予定。最後の最後になって指定場所以外での駐輪について問題を指摘されたのは、とほほだった。。。ことを荒立てないように、「災い転じて福となす」にしたいものだと思ってるところ。手元メモとして準備したのは以下の文書。
1 一般論
消防法(共用部分=避難通路=私物設置不可)及び細則(うちのマンション全体細則第3条)に定めがある通り、指定された場所以外に私物を置くことは禁止。これには事情の如何を問わず例外不可。例外を放置することで、マンションとして法令違反状態となるのみならず、ルール遵守者への不公平、同様の例外の発生、災害時の避難の妨げ、放火の原因、外観上の問題=資産価値の低下、などにつながる。
2 指定外の場所での駐輪
理事会の対応の遅れは認めざるを得ない。それによって同様のルール違反駐輪が発生し、先日区分所有者に指摘され、定期総会へも書面による事前要望が寄せられた。管理員が日々作業の中で発見した事項について、管理会社・理事会・防火管理者へ迅速に報告が上がっていなかったことも問題。管理会社も、指定場所外駐輪のように、さらに大きな問題に発展しかねない問題を、早い段階で解決すべくアドバイスすべきであったと認識。これらの点については、管理会社に改善を要望済み。
3 うちのマンションの状況
指摘を受けて調査したところ、4台の指定場所外での駐輪のうち3台は区分所有者の知合いのもので、そもそも駐輪されてはならないもの。うち2台は契約駐車場区画への駐輪。これは想定外(高額の駐車料金を支払って駐輪することは通常発生しえないため)であるものの、駐車場契約に定めのある目的を逸脱した使用と判断。すべての自転車に対して警告文配布。今後も状況に応じて同様の対策を講じることが求められる(次期理事会への申し送り)。4台のうち残りの1台は、駐輪場上段に契約を持つ区分所有者のもので、事情説明を求めた理事会に対して「電動で重いため腰痛になった、できれば上下交換してほしい」と回答あり。
4 問題解決に向けて
「規則を守る」ことは必須。しかし、隣近所同士共同体なのだから「規則を守りやすくする知恵」も必要では?というアプローチをとりたい。同時に、短期的対策および長期的対策(あるいは対処療法的対策と根治療法的対策)を組み合わせて再発防止を目論む。
短期的:上下交換希望の区分所有者に対して「他の人はルールを守っているから」と冷たく放置するのは可能かもしれないが、うちのマンションがそういうコミュニティーでよいのか?という疑問がある。まず、上下交換してほしいという要望に応じてもらえるよう、下段契約者に働きかけたい。
長期的:マンションは竣工後5年くらいで駐輪スペースが不足すると言われる。うちは竣工時から不足状態。よって、小手先の対策を対処療法的に繰り返すよりも、抜本的な対策が必要かもしれない。
1) 駐輪キャパの増強を考える。現在の二段式は、収容台数が少ないのみならず、上段のラックの使い勝手が悪い。しかもメーカーは倒産していて、メンテナンス上問題を抱えることが判明。一方、インターネットの検索で発見した、スライド式2段の新和という企業の駐輪システム(http://www.shinwa-kigyo.co.jp/churin/index.html)が必要面積あたりの収容台数において、現状を打破してくれる可能性がある。管理会社の技術部門に対して、最大限設置すればトータルで何台収容可能になるか、見積もり、工期などの調査を依頼。類似比較が可能であればなおよい。
2) 収容可能台数を増やせそうであれば、区分所有者に対して自転車保有台数・今後5年くらいの保有台数変動見込みに関するアンケート調査を行い、ニーズ分析を行う。その場合、三輪車を除く子ども用自転車も含めて需要予測とする。理由は、宅内への持ち込みは災害時の避難の妨げとなる可能性があり、廊下やエレベーターの汚れ、破損の原因となるなど、弊害が多いため。収容キャパさえ十分あれば、専有部分での駐輪を全面禁止にすべきと考える。
3) ニーズが十分存在すると判断された場合は、第二段階として駐輪場の改築についてのアンケートを行う。聞くべき内容は、たとえば、総投資額についての是非、総投資額を約15年で回収するとして設定した駐輪料金に対する是非、希望駐輪スペース数、その他か?
4) 判断に応じて意思決定を行う。収容台数増分あたり投資額は、幾らだったら適正なのかは、仮に類似品が存在しないなら、現在の2段式駐輪システムとの価格比較・利便性比較などで判断か?
5) 同時に、現在の駐輪契約自転車・非契約自転車の判別が付かない状況を、ステッカーを導入するなどして解決し、支払をしていないのに駐輪している状況が瞬時に誰にでも判断できる状況にすることで、さらなるルール遵守を促進。
これでどうにかならないかなぁ~~
1 一般論
消防法(共用部分=避難通路=私物設置不可)及び細則(うちのマンション全体細則第3条)に定めがある通り、指定された場所以外に私物を置くことは禁止。これには事情の如何を問わず例外不可。例外を放置することで、マンションとして法令違反状態となるのみならず、ルール遵守者への不公平、同様の例外の発生、災害時の避難の妨げ、放火の原因、外観上の問題=資産価値の低下、などにつながる。
2 指定外の場所での駐輪
理事会の対応の遅れは認めざるを得ない。それによって同様のルール違反駐輪が発生し、先日区分所有者に指摘され、定期総会へも書面による事前要望が寄せられた。管理員が日々作業の中で発見した事項について、管理会社・理事会・防火管理者へ迅速に報告が上がっていなかったことも問題。管理会社も、指定場所外駐輪のように、さらに大きな問題に発展しかねない問題を、早い段階で解決すべくアドバイスすべきであったと認識。これらの点については、管理会社に改善を要望済み。
3 うちのマンションの状況
指摘を受けて調査したところ、4台の指定場所外での駐輪のうち3台は区分所有者の知合いのもので、そもそも駐輪されてはならないもの。うち2台は契約駐車場区画への駐輪。これは想定外(高額の駐車料金を支払って駐輪することは通常発生しえないため)であるものの、駐車場契約に定めのある目的を逸脱した使用と判断。すべての自転車に対して警告文配布。今後も状況に応じて同様の対策を講じることが求められる(次期理事会への申し送り)。4台のうち残りの1台は、駐輪場上段に契約を持つ区分所有者のもので、事情説明を求めた理事会に対して「電動で重いため腰痛になった、できれば上下交換してほしい」と回答あり。
4 問題解決に向けて
「規則を守る」ことは必須。しかし、隣近所同士共同体なのだから「規則を守りやすくする知恵」も必要では?というアプローチをとりたい。同時に、短期的対策および長期的対策(あるいは対処療法的対策と根治療法的対策)を組み合わせて再発防止を目論む。
短期的:上下交換希望の区分所有者に対して「他の人はルールを守っているから」と冷たく放置するのは可能かもしれないが、うちのマンションがそういうコミュニティーでよいのか?という疑問がある。まず、上下交換してほしいという要望に応じてもらえるよう、下段契約者に働きかけたい。
長期的:マンションは竣工後5年くらいで駐輪スペースが不足すると言われる。うちは竣工時から不足状態。よって、小手先の対策を対処療法的に繰り返すよりも、抜本的な対策が必要かもしれない。
1) 駐輪キャパの増強を考える。現在の二段式は、収容台数が少ないのみならず、上段のラックの使い勝手が悪い。しかもメーカーは倒産していて、メンテナンス上問題を抱えることが判明。一方、インターネットの検索で発見した、スライド式2段の新和という企業の駐輪システム(http://www.shinwa-kigyo.co.jp/churin/index.html)が必要面積あたりの収容台数において、現状を打破してくれる可能性がある。管理会社の技術部門に対して、最大限設置すればトータルで何台収容可能になるか、見積もり、工期などの調査を依頼。類似比較が可能であればなおよい。
2) 収容可能台数を増やせそうであれば、区分所有者に対して自転車保有台数・今後5年くらいの保有台数変動見込みに関するアンケート調査を行い、ニーズ分析を行う。その場合、三輪車を除く子ども用自転車も含めて需要予測とする。理由は、宅内への持ち込みは災害時の避難の妨げとなる可能性があり、廊下やエレベーターの汚れ、破損の原因となるなど、弊害が多いため。収容キャパさえ十分あれば、専有部分での駐輪を全面禁止にすべきと考える。
3) ニーズが十分存在すると判断された場合は、第二段階として駐輪場の改築についてのアンケートを行う。聞くべき内容は、たとえば、総投資額についての是非、総投資額を約15年で回収するとして設定した駐輪料金に対する是非、希望駐輪スペース数、その他か?
4) 判断に応じて意思決定を行う。収容台数増分あたり投資額は、幾らだったら適正なのかは、仮に類似品が存在しないなら、現在の2段式駐輪システムとの価格比較・利便性比較などで判断か?
5) 同時に、現在の駐輪契約自転車・非契約自転車の判別が付かない状況を、ステッカーを導入するなどして解決し、支払をしていないのに駐輪している状況が瞬時に誰にでも判断できる状況にすることで、さらなるルール遵守を促進。
これでどうにかならないかなぁ~~
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