なでしこ 2011年W杯ドイツ大会へ

中国で開催されていたAFC女子アジアカップ、成都で開催国中国代表と対戦し、2対0で完封。この大会で3位を確保したなでしこが、来年ドイツで16チームが参加して行われるワールドカップのアジア出場権、最後の一枚のチケットを手に入れた。

前半安藤選手の1点で先行し、後半沢選手がバックヘッドで美しく2点目を決めて、駄目押し
前へ・前へのパス回し、観ていて楽しいぞ

スタッツはこんな感じ
シュート数で圧倒

グランドコンディション悪いし、楽隊が演奏してる異様な(笑)雰囲気のスタジアムの完全アウェーで、前回準優勝国で互いにW杯連続出場がかかった中国と戦うのは、決して簡単なことではないと思う。目の前の対戦相手だけじゃなくて、「格下の中国に勝って当たりまえ」「W杯には出場できて当たり前」というプレッシャーとも戦わなきゃならない。なんせFIFAランキングでは米・独・ブラジル・スウェーデンに次いで5位、アジアで最高位だもんね。でも、本当に集中を切らさないいい試合をしてくれた、おめでとう！

こうなると、本大会でもなでしこJAPANの応援をしたいと思うのが人情。大会会期は来年2011年の6月26日から7月17日。

会場は以下の通り
開催都市情報はこちら

調べてみると、すでにスケジュールが発表され、チケットの販売も始まっている。何段階かに分けて販売されるようで、今年の6月末まではその第一弾、Venue Specific Tickets（1スタジアム複数試合チケット）が販売中。これは一つのスタジアムで行われる３または４試合をセットにした、複数試合のお得なチケット。しかも、各カテゴリーのエリア内で最も良い席が振り分けられるとある。日本がどの組に入るかわかんないから、今から買うのは無理だなぁ。

たとえばレバークーゼンでクオーターファイナル（7月19日：B組1位vsA組2位）1試合とグループリーグ3試合（6月27日C組、7月1日B組、7月6日D組）の計４試合を観戦する場合、カテゴリー１なら230ユーロで、カテゴリー３だと135ユーロ。まったく同じ試合のCat1チケットを一枚売りで買うと、合計230ユーロになるのでかなりお得。セミファイナル1試合とグループリーグ2試合計3試合をフランクフルト会場で観る場合、カテゴリー１だと225ユーロ、カテゴリー３だと135ユーロ。カテゴリー１はすでに残席が少なくなりつつあるようだ。ちなみにカテゴリーは１～３。

今年8月からは第二段階として、一試合ずつのチケットの販売が開始されるとある。団体チケットや、障害者の場合、などいろんな状況で優遇措置が講じられるらしい（詳細こちら）。対戦相手が決まるころにはかなりチケットが入手困難になっていることだろう。

来年の6月・7月なので、鬼も大笑いしそうな予定が全く見えない状況ではあるけど、とりあえずW杯貯金をスクランブル発進させよう（遅すぎ？）。