なにやってんの ２題

東アジア選手権の中国戦はひどかった。日本代表のサポーターの皆さんから試合後ブーイング。インタビュー中拍手を浴びたのは楢崎選手だけだった。風が強くて寒い日に応援しに行って、ワールドカップに出ないチームにホームで引き分けられたら、クラブのサポとは違って比較的ライトな代表サポの皆さんだってブーイングもしたくなる。いくら中国代表チームがいままでと違って、体格が良いだけでなくてクレバーだったとはいえ、負け試合を引き分けに引き戻したって感じの試合してちゃ遺憾です。ってか、ぶっちゃけ今年の６月のことが極端に不安ですぜ。

マロなんか「見る価値ありませんね」「それよりおやつにしましょう」
　

監督が使いこなせる・監督が気に入った選手だけで構成されたチームは「代表チーム」とは言わない。岡田監督といった「終わった」人でなおかつ「選手の個人としての能力とは違ったところで好き嫌いする」人をいまだに監督に据えている状態に、危機感を覚えなおかつ苛立つ。そんな面白くないゲームしかできない男子代表とは対照的に、なでしこは試合内容・結果ともに、本当に良かった。それが6日の救い、かな。

でもって、なにやってんの２題目は、7日デルタ航空ニューヨーク・成田便のランディングギア格納庫から男性の遺体が見つかったって件
（読売新聞から）

乗客として、ホールボディーチェックなどという受けたくもないセキュリティーチェックを「身を守るためだから」と無理やり自らを納得させて受けたとしても、空港施設のどこかで権限のない人が機体に近づき紛れ込むことができてたら、何の意味もないじゃないか、何やってんだよJFK(ニューヨーク国際空港）・・・。

と思って記事を検索していたらアメリカの国土安全保障省や空港セキュリティに対する批判コメントとともに、この密航者はニューヨークではなくこの航空機の前の経由地で乗り込んだのではないか、という意見が出ていた。2005年と2007年にダカール発の航空機（2005年は南ア航空機でJFKで発見、2007年のはデルタ航空機でアトランタで発見）で同様の事件が起こっている。ダカールねぇ、ウガンダのエンテベ空港などののんびりした様子を見ていると、かなり信憑性がある気がする。

でもさ、当然いるべき場所にいる人をいくら厳しくチェックしても、あり得ない場所にひょっこりいる人を見つける努力と併用しないと、事故はおろか事件は防げないわなぁ。

でも、そ～ゆ～のってセキュリティの専門家なら、当然やってくれてるんだと思ってたよ。と、いまさらのように「安全を当たり前だと思っている」自分を思い知らされる。