今日のうた

思いつくままに書いています

やがて海へと届く

2023-05-08 10:38:38 | ④映画、テレビ、ラジオ、動画
岸井ゆきのが出演している映画やドラマは間違いない、という
信念が私にはある。観ていて風呂あがりのような安心感があるのだ。
そんなに本数を観ているわけではないが、「愛がなんだ」「恋せぬふたり」
「アトムの童(こ)」「日曜の夜ぐらいは・・・(2話放送中)」など。

2022年公開映画、中川龍太郎監督「やがて海へと届く」も
期待を裏切らないものだった。
アニメーションで始まるので間違えてDVDを借りたのかと思った。
中川監督は詩人だそうで、とにかく映像が綺麗でそれぞれのピースが
自然で、最後にピタッと完成する。
岸井は作品によってさまざまな表情を見せる。
岸井をはじめとして登場人物は押しつけがましさがなく、
控えめだが自分の人生をしっかり見ている。
中川龍太郎監督1990年生まれ、岸井ゆきの1992年生まれ、
そしてコック長役の中崎敏(はや)1991年生まれ。
この映画で知った中川、中崎、若い才能はこれからが楽しみだ。

岡田惠和(よしかず)脚本「日曜の夜ぐらいは・・・」では
清野(せいの)菜名を知った。
抑えた演技で内面を豊かに演じていて、彼女も楽しみな役者だ。
ただ残念なのは、悲しい場面では悲しい顔、うれしい場面では
うれしい顔といった紋切り型の演技で、しかもオーバーアクションが
目立つ女優がいることだ。観ていて心がざわついてくる。
彼女はドラマの合間のCMにも出ていたので、スポンサーからの圧力
なのか、あるいはプロダクションからの圧力なのか、いいドラマなだけに
とても残念だ。

「ケイコ目を澄ませて」を早く観たいのだが、まだDVD化されて
 いないようだ。

コメント
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