車を運転していると気になる看板を見かける。
「残り時間の美容室」
これは人生の残り時間が少ない高齢者のための美容院なのだろうか。
もしそうなら何と傲慢なネーミングだろう。
だがHPを調べてみると、どうも普通の美容院のようだ。
残り時間にはどういう意味が込められているのだろう。
山本文緒著『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』を読む。
余命4か月と宣告された著者が綴ったほぼ4か月にわたる日記だ。
できるだけ感情を排して日々の暮らしが描かれているように感じる。
だからこそ余計に一日一日の暮らしがつよく伝わってくる。
4か月というと短いが、120日の間、死と向き合って暮らすのは
しんどいだろうなと思った。
いずれ通る道と思いながら読んだ。
早川千絵監督「PLAN 75」を観る。
国が一人の人間に死を選択するよう仕向ける。
どんな理由があろうと、生きていく道が閉ざされていようと、
「死を選ぶ」ことは本人だけでなく身近な人にとっても
割り切れるものではない。
たとえ「死」を選択したとしても、そこには計り知れない
迷いがある。決して国に強要されるものではない。
ラストシーンの夕日が、この世のものとは思えないほど
美しかった。
ラジオだったか、面白い言葉を見つけた。
年を取ると「今が一番若い」と思うが、
若い人は「今が一番年を取っている」と感じるそうだ。
納得です!
「残り時間の美容室」
これは人生の残り時間が少ない高齢者のための美容院なのだろうか。
もしそうなら何と傲慢なネーミングだろう。
だがHPを調べてみると、どうも普通の美容院のようだ。
残り時間にはどういう意味が込められているのだろう。
山本文緒著『無人島のふたり 120日以上生きなくちゃ日記』を読む。
余命4か月と宣告された著者が綴ったほぼ4か月にわたる日記だ。
できるだけ感情を排して日々の暮らしが描かれているように感じる。
だからこそ余計に一日一日の暮らしがつよく伝わってくる。
4か月というと短いが、120日の間、死と向き合って暮らすのは
しんどいだろうなと思った。
いずれ通る道と思いながら読んだ。
早川千絵監督「PLAN 75」を観る。
国が一人の人間に死を選択するよう仕向ける。
どんな理由があろうと、生きていく道が閉ざされていようと、
「死を選ぶ」ことは本人だけでなく身近な人にとっても
割り切れるものではない。
たとえ「死」を選択したとしても、そこには計り知れない
迷いがある。決して国に強要されるものではない。
ラストシーンの夕日が、この世のものとは思えないほど
美しかった。
ラジオだったか、面白い言葉を見つけた。
年を取ると「今が一番若い」と思うが、
若い人は「今が一番年を取っている」と感じるそうだ。
納得です!