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KenKenの日々青春

私の好きな言葉に「青春とは心の若さである」がある。青春の日々を書き続けたい。

関西圏の紅葉-京都は醍醐寺②

2024-12-09 16:18:45 | 旅行

醍醐寺を拝観 その2

 

京都山科から地下鉄で8分。醍醐駅で下車し回廊風の道を歩いて10分。

 

醍醐寺の境内は200万坪におよぶ広大な敷地です。

盆地の東側、笠取の山頂にかけての広大な地域に位置し、

山頂一帯を「上醍醐」山裾を「下醍醐」と称しています。

 

醍醐寺には、上醍醐、下醍醐の伽藍に、

国宝6棟、重文10棟を含む92棟の建造物

及び文化財を管理保管しています。

 

総門から入り、正面にみえる仁王門(西大門)をくぐると、

広大な敷地が広がります。

左手に金堂、右手に五重塔がありますが、

いずれも後回しにして、一気に弁天池へと足を早めます。

(弁天池の脇の寿庵で食事をしたい為

 

葉に陽があたると眩しいくらいの鮮やかさ。

 

2018年9月4日に上陸した台風21号によって甚大な被害を受け、

スギやマツなどおよそ3,000本に及ぶ倒木や、

醍醐寺を取り巻く白壁塀の損壊がでました。

仁王門を入った両脇に、今でもその無惨な様子が目を覆います。

 

下醍醐の一番奥に弁天堂があります。

 

観音堂を背景に真っ青に染まった水面。

 

 

 

 

丁度12時、お目当ての「寿庵」に入店。

席待ちで10分ほど待たされましたが、四人席にご案内。

 

弁天堂を臨む「寿庵」は、かつて高僧が宿舎としていた

落ち着いた佇まいのお休み処です。

 

娘はゆば丼をお願いしました。

かつおだしで炊き上げた生ゆばを京風あんかけだしに

たっぷり入れたどんぶりです。

 

老人夫婦は湯葉うどんをお願いしました。

湯葉巻きが入っていて、出汁が極めて美味しい。

いずれも黒糖わらび餅が付いています。

お値段は場所柄、少々お高めです。。

大変美味しかったです。ご馳走様でした。

 

寿庵の脇を山手に登ります。

上醍醐から沢を流れて来た水が、弁天池へと注いでいます。

 

弁天池を後にして参道を降りながらの紅葉狩り。

観音堂脇にある鐘楼。

周りにはイチョウの葉が一際目立ちます。

モミジに☀️が注ぎ見事に紅に染まる。 思わずパチリ。📸

 

残念ながら時間切れで、金堂と国宝五重塔は拝観出来なかった。

ウォッチの歩数計が12000歩を超えました。

同行者がギブアップ

 

仁王門に戻って来ました。

紅葉の見頃時期が心配でしたが、何とか満足いく紅葉狩りが叶えました。

 

何回来ても京都の紅葉は綺麗です。

また来年も新たな見所を探して訪れたいと思います。

(おわり)

 


関西圏の紅葉-京都は醍醐寺①

2024-12-07 15:53:33 | 旅行

定年後20年。年に一度は大阪に行く事にしています。

最後の勤務地が大阪だった事もありますが、

娘夫婦と孫に会うのも楽しみの一つで、今秋も紅葉の時期に大阪へ。

 

関西圏の紅葉を見るのも毎年のパターンです。

 

 

この時期の京都はインバウンドで人、人、人👥

動きのとれない京都はパスします。

昨年は山科の毘沙門堂に行きました。

今年は山科駅から南に行き醍醐寺に行ってきました。

 

今年もいつものリゾートで2泊しました。

初日の夕食は孫たちとの会席。つい時間を忘れてしまいます。

 

何とリゾートの食堂に珍ロボが登場⁉️

使用済みの食器を回収❓に回っていました。

 

翌日は紅葉狩りにお出掛け。

山科から醍醐まで地下鉄で8分。

醍醐駅から歩いて10分程で醍醐寺に着きます。

 

京都も紅葉の見頃は10日ほど遅れていました。

タイミング良く見頃の真っ最中。(12月4日)

 

先ずは三宝院に拝観。

三宝院は永久3年、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により

創建され醍醐寺の本坊的な存在です。

 

大玄関から入ると目に飛び込んだものは、

写経所

 

葵の間

葵(あおい)の間、重要文化財に指定されています。

襖絵には下鴨神社から上賀茂神社へ向かって行列している

葵祭の様子が描かれています。

 

醍醐山華道 家元 三寶院門跡

 

秋草の間

秋草の間も重要文化財に指定されています。

 

表書院・襖絵(重文)

庭に面して建っている表書院は、書院といっても縁側に勾欄をめぐらし、

西南隅に泉殿が作りつけてあります。

 

上段・中段の間「襖絵」

襖絵は、重要文化財に指定されています。

 

下段の間の石田幽汀作の襖絵には、孔雀と蘇鉄が描かれています。

 

 

表書院から純浄観の前には、庭園が広がっています。

 

納経所で御朱印をいただきました。

 

三宝院を出て醍醐寺正面の西大門(仁王門)へと向かいます。

(つづく)

 

 


平泉の世界遺産の地を訪れる その3

2024-11-09 09:14:39 | 旅行

10月の下旬、衆議院選挙の後、東北への旅に出た。

春には青森県に行ったが今回は岩手県。

 

一ノ関で宿泊し2日目。

毛越寺を観光して一ノ関駅に戻って来た。

 

一関の名物といえば、ずばり! お餅です!!

様々な場面で食べられています。

 

一関市にはもち食の文化があり、

昔ながらの伝統料理や、近代的なもち創作料理な ど、

様々なもち料理が味わえます。

正月、 祭り、年中行事、冠婚葬祭などの席にも、

もちは欠かせないものになっており、

その際は、日本料理の本膳料理(一汁三菜)形式にあわせ、

あんこもち、変わりもち、雑煮、漬物や大根おろしと 、

もち料理だけで作られる“もち本膳”が出されます。

“もち本膳” は食べる作法も決まっており、

一関市の古く からの伝統となっています。

 

この「もち食文化」のきっかけの謎を解く鍵は江戸時代で、

神様には白いもちを供え、

貧しい農民たちはくず米に雑穀を混ぜた「しいなもち」

という白くないもちを食べていたというのが現実。

この「しいなもち」をなんとかおいしく食べようと工夫する中で、

独自のもち食文化を開花させていったと伝わっています。

(パンフレットから)

 

ご当地グルメの餅御膳を食べてみたく

(一関、平泉には数多くの餅料理店がある)

駅前を右折し徒歩3分、閑散とした場所に

三彩館ふじせいがあった。

一風変わった建物、看板・のぼり旗が無ければ通り過ぎてしまいそう。

(テーブル席、カウンター席もあります)

まだ12時前だが満席であった。

予約はしてなかったが10分程度でテーブルが空いた。

 

事前にリサーチしておいた、元祖ひと口もち膳  雑煮付 1750円 をお願いした。

箸休めの大根おろしに9種類のもち料理。

(あんこ餅・ずんだ餅・くるみ餅・ごま餅・じゅうね餅・

納豆餅・ショウガ餅・ふすべ餅、引き菜のお雑煮)。

三彩館ふじせい メニュー表 (3)

 

まずはあんころ餅から。

こしあんをかけた一品。

 

ずんだ餅

枝豆をすりつぶし、砂糖、塩て味付けされたもの。

 

くるみ餅

鬼ぐるみをすり、砂糖・塩で調味されています。

 

ごま餅

黒ごまの一品、私的には好みの一番です。

 

じゅうね餅

シソ科のエゴマの実をよくすり、砂糖・塩で味付けされています。

香ばしい風味がして美味しかった。

 

納豆餅

納豆をからめて醤油で味付けし、薬味にネギを少々。

納豆とモチのコラボ。何とも言えない味かな。

 

ショウガ餅

椎茸に根しょうがのおろし汁を加えてとろみを付けてある。

 

ふすべ餅

鶏ひき肉とゴボウのすりおろしに唐辛子でピリッ味。

 

最後の一品は引き菜のお雑煮

三彩館ふじせい 食レポ (3)

るっとなめらかなお餅と具もたくさん入っていて美味しい。

 

一口サイズでいろいろな味が楽しめ、美味しいかったです。

 

そして食後は

今回の岩手旅の最後は景勝地「厳美渓」。

川岸を彩る四季が奏でる美しい景色は、国の名勝天然記念物に指定されています。

ここも秋はまだでした。

 

厳美渓名物「空飛ぶだんご

かごに人数分のお金をいれると、郭公屋にスルスルと登っていきます。

しばらくするとかごの中にお茶とお団子のセット(お釣り)が入って戻ってきます。

岩手 厳美渓 - フジドリームエアラインズ(FDA)          雨のなか渓谷を滑空する “空飛ぶ団子”! 私は「花より団子 ...

ロープを伝わってカゴが下りてきました。

日の丸の旗が飾ってある時もあります。

韓国の方が次から次へとトライしており、

韓国の歌(曲)が流れるほど盛況でした。

 

 

もう一泊して翌日は仙台に立ち寄って帰る。

(岩手の旅おわり)

 


平泉の世界遺産の地を訪れる その2

2024-11-07 14:59:10 | 旅行

10月の下旬、衆議院選挙が終わって世間が一段落した。

東北への旅、春には青森県に行ったが今回は岩手県。

 

一ノ関で宿泊し2日目。

昨日は中尊寺を観光した。

今日はもう一つの世界遺産「毛越寺(もうつうじ)」を訪れた。

中尊寺観光に訪れる人は多いが、

その近くにある毛越寺を見逃す人も多いようだ。

 

毛越寺は平泉駅から真っすぐ行った所にある。

駅から徒歩でも7分だが巡回バス「るんるん」があり乗る。

3分で到着。大駐車場の中にバス停がある。

 

山門で拝観券を買い入る。

 

ホームページからを毛越寺の由来を記しておこう。

寺伝によると嘉祥3年(850)慈覚大師が東北巡遊のおり、

この地にさしかかると、一面霧に覆われ、

一歩も前に進めなくなりました。

ふと足元を見ると、地面に点々と白鹿の毛が落ちておりました。

大師は不思議に思いその毛をたどると、

前方に白鹿がうずくまっておりました。

大師が近づくと、白鹿は姿をかき消し、やがてどこからともなく、

一人の白髪の老人が現われ、

この地に堂宇を建立して霊場にせよと告げました。

大師は、この老人こそ薬師如来の化身と感じ、

一宇の堂を建立し、嘉祥寺と号しました。

これが毛越寺の起こりとされます。

寺名の読み

毛越寺はモウツウジと読みます。

通常、越という字をツウとは読みませんが、

越は慣用音でオツと読みます。

従ってモウオツジがモウツジになり、

更にモウツウジに変化したものです。

 

さて冒頭にも記したように、同じ世界遺産だが中尊寺に訪れる人は多いが

約1.5キロほど離れた毛越寺の拝観者は少ない

 

今日も寺内は人影が疎でした。

なぜだろう?

中尊寺は山寺が多くあり参道も長い。

毛越寺は広大な平らで一面見渡せる。中央に池が配置された浄土庭園。

山寺と庭園の違いか

 

毛越寺の庭園の美、つい見とれて時間の過ぎるのを忘れる。

 

毛越寺は度重なる災禍に遭いすべての建物が焼失したが、

平成元年に本堂を再建し、

本尊薬師如来、脇士日光月光菩薩を安置しています。

かつては広大な境内に大伽藍が建ち並んでいた毛越寺ですが、

今は本堂、常行堂の他、大泉が池と様々の石組からなる浄土庭園、

堂宇や回廊の基壇、礎石、土塁、それに堂塔十余、

僧坊十七坊が残されているのみです。

 

山門を入ると正面に本堂があります。

 

左手には宝物館があります。

 

本殿を右に折れると大泉が池が見えてきます。

 

本殿を左手に見ながら開山堂方向に行く。

 

開山堂

毛越寺を開いた慈覚大師円仁をまつる堂です。

 

開山堂の裏手が紅葉と苔で美しい。

 

 

嘉祥寺跡

杉並木に囲まれてほぼ円隆寺(現在は跡地)と同規模の土壇があります。

 

 

金堂円隆寺跡

 

常行寺の右手にある鐘楼

 

鐘楼跡地

 

遣水

池の東北側にある遣水は、池に水を引き入れるためと造られたものです。

毛越寺の遣水は全国的にも極めて珍しいものです。

 

この遣水を舞台に毎年新緑の頃に「 曲水(ごくすい)の宴」が開催され、

周囲の樹木とあいまって平安の雅な情景が作り出されます。

(ホームページより)

 

常行寺

現常行堂は、享保17年(1732)に再建されもので、

右手に常行寺跡があります。

地元では古くから作物の神様として信仰されています。

奥殿の扉はふだんは固く閉ざされ、33年に一度御開帳されます。

祭礼の正月20日は、古式の修法と法楽としての延年の舞が奉納されます。

 

 

浄土庭園を見おさめして毛越寺後にしました。

 

巡回バス「るんるん」で一ノ関駅まで戻ったら丁度お昼。

知る人ぞ知る「三彩館ふじせい」でランチをいただきに行きます。

次回は「三彩館ふじせい」を紹介したいと思います。

(つづく)

 

 


平泉の世界遺産の地を訪れる その1

2024-11-06 15:37:27 | 旅行

10月下旬のことです。

衆議院選挙が終わり、小沢一郎さんの地元岩手県に出かけてきました。

大宮経由で一ノ関まで2時間半、遠いようで近いもんです。

大宮駅でゲットした駅弁は北陸わっぱめし。

北陸各地の食材が並び美味しかった。

 

今回の宿泊場所は一ノ関の近隣に予約しました。

そしてホテルを中心に近くを観光することにしています。

 

出かける前までは、天気予報は雨マーク

回復基調ではありましたが、晴れ上がるところまではいきません。

日頃の行いは悪くはないと思っていたのですが

 

初日の午後は雨マークが無くなったので中尊寺に向かいました。

一ノ関駅からはJRで平泉駅へ。

 

一ノ関からは路線バスがあったのですが、参道の月見坂()は急坂でしんどい。

平泉駅からタクシーで境内入り口(青色の所まで)まで行く。

 

中尊寺は2011年にユネスコの世界遺産に登録されています。

「中尊寺」の寺号については、「奥州の中心に位置する」と解釈されているらしい。

中尊寺というのはこの山全体の総称であり、本寺である「中尊寺」と

山内17ヶ院の支院で構成される一山寺院です。

全て回ったら日が暮れてしまう。

 

タクシーを降り、金色堂と讃衡蔵の間の坂道を上ると広場に出た。

 

色好き始めた木の脇にあった阿弥陀堂。

 

拝観券(大人1000円)にて、讃衡蔵・金色堂・経蔵・旧覆堂を拝観できます。

 

中尊寺の宝物・文化財を代表するのが金色堂。

建物の内外を総金箔張りとすることからこの名があるようだ。

現在は鉄筋コンクリート造の覆堂の内にあります。

 

残念ながら内部は撮影禁止でした。

ガラスで覆われた中に金堂があります。

(公式ホームページから掲載の写真を添付)

世界遺産 中尊寺 写真特集:時事ドットコム

 

 

金色堂前、向かいには経蔵。飛び交うアチャラ語 中国か韓国か?

 

正面の杉の木の向こうに見えるのが弁財天堂。(金色堂前から)

 

弁財天堂の裏から撮影。(モミジが色ずくと奇麗だのだが)

 

讃衡蔵の前。

 

ここから参道が月見坂へと続いています。

 

本堂は一山の中心となる建物で、明治42年(1909)に再建されました。

 

不動堂

不動明王様は、邪を破り、我々の過ちを正してくれる仏様で、少々厳しいお顔をされています。

願い事に応じて家内安全・病気平癒・受験合格・交通安全などのご祈祷をしている不動堂です。

 

参道を下り月見坂へと向かいます。

 

中尊寺観光は約2時間要した。

もう少し観光時間が欲しかったがここで時間だ。

例年なら紅葉は見頃だったのでしょうが、今年は10日遅れ。

もう一度来てみたい所の一つでした。

(旅日記はつづく)