◇直近3年間の一級建築士試験「確認・法制度」についての出題傾向を見てみます。
◇確認制度の試験問題について、
・法87条の用途変更確認申請に係る問題は、常連のようです。
・法87条の条文を読み返して、充分な理解を促す必要があると思います。
・正答出題ではない翌年に正答出題される傾向を見るに、法6条2項の理解は大切と思います。
・勿論、同じ表現で出題されることはないと思いますので、内容の理解が大切だと思います。
・法87条の4、法88条への準用規定も、法令集を参照し、即座に回答できる習熟度が必要かと。
◇検査規定、関連法制度について、
・法6条1項カッコ書きに定める軽微な変更に関し、習熟度をアップさせる必要性があると思います。
・規則3条の2に規定する内容の、どこを問題として突いてくるかわかりません。
・法令集を早く開くことと、黙読レベルで内容確認できるようにできればと思います。
・法87条の完了届も、建築主事への届出制度であることが重要。確認検査機関での検査は業務に無い。
・法7条の6の仮使用承認の規定についても、問題文の要求事項への注意かと思っています。
・あと、法90条の3の、工事中の安全性配慮に関する規定への注意が必要です。
◇直近3年だけの分析ですので、少々、荒っぽいですが、試験直前ということで、ご容赦ください。
・意外と条文を絞ることができるのではないでしょうか?
・最後の悪あがきですので、再注目してもよいかと思っています。
・確認制度では、法6条2項、法87条、法87条の4、法88条。
・検査等その他法制度では、法6条1項カッコ書き、規則3条の2(軽微な変更)。
・法7条の6、法87条(完了届)、法12条、法90条の3。
・軽微な変更と工事中の安全配慮の規定は、意外な落とし穴になるかも?
2023年7月6日 by shrs(シュルズ) 建築基準適合判定資格者、一級建築士