昨日の朝もずいぶんな冷え込みだったので
珍しく車のエアコンを使ってみましたが・・・同じ20℃に設定したのに仕事場に行く時には暖房で、仕事を終えて帰宅する時には冷房になっていました。
冷え込んだ日は霧が発生することが多くて・・・昨日も仕事場に着いた時にはまだ消えずに残っていましたよ。
仕事場の中は保温がしっかりしている上に暖房がかかっているので外とはずいぶん気温の差があります。
その差が大きいとこんな風にメガネが曇ってしまいますが・・・これからの天気の良い朝はまず間違いなくこうなりますね。
昼飯をどうしようかと仕事しながら色々考えておりまして・・・第一案が近くの低山を訪れての久しぶりのピクニックランチ。
そのために仕事に行く前に缶チューハイを冷凍庫に入れて準備までしていたのですが、朝仕事場に向かう途中の富士山がこんなにぼやけていたので気乗りがせずにキャンセルといたしました。
もう一案が先日の新聞の折り込みチラシについていたこの割引券を使っての「
バーミヤンランチ」でハッピーアワーを使えばぐんとお得。
ただ、「ハッピーアワー」前日にもお隣のお店で利用させていただいたばかりだし・・・連日昼間から飲んでいたのではアル中予備軍になってしまうのが恐い。
と、いうことで無難なメニューにいたしまして
ドリンクも缶チューハイを一本だけにしておきました。
前置きはこのぐらいにいたしまして・・・ここからが本題です。
10月になってもしばらくは暑い日が続いていましたが・・・ここ半月ぐらいでずいぶん涼しくなって来たと思っていたらいつの間にか車のエアコンを暖房で使うようになっていました。
こんな風に自然環境に変化が出て来ると・・・温室のバラにも明らかな違いが現れて来ます。
花の大きさなんてのもそのひとつなんですが・・・一番わかりやすいのが収穫する切り花の茎の長さでありますよ。
少々わかりにくいかも知れませんが例えばオレンジ色の「ミルバ」というこの品種。
こちらが昨日切ったものなんですが
約2ヶ月前の8月末に切ったのがこちらですからその長さの違いは一目瞭然。
同じくこちらが昨日のピンクですからこちらもずいぶん長くなっています。
それに、つぼみの大きさもこれを見れば明らかな違いがありますよねぇ。
どうして気温が低くなると茎の長さが長くなるのかについてはもうずいぶん前に書いたこんな記事があるので興味のある方はご覧ください。
これからもっと寒くなると更に茎の長さは長くなりますが競りの時に決まる値段の重要な要素がこの茎の長さです。
栽培法や仕立て方などでもある程度長くなったり短くなったりはしますがやはり一番の因子は栽培温度。
今でこそ設備投資をして夏場に冷房を使う生産者が増えていますが・・・昔はそこまでして長いものを作ろうという生産者は多くなかった。
なので、夏場になると「高冷地産」で茎が長いものに高値がついて茎の短い「暖地産」は二束三文の値段で取引された。
これは夏場になると結婚式の数が激減するので需要が減るということもあるのですが・・・そんな安いものを作っても下手をすれば赤字になってしまうので夏場は母株を剪定してしまって生産を休む生産者の方は今でも多い。
賢パパがお世話になっているバラ園でも全く生産をしないということはありませんが夏場の一時期は極端に出荷量を減らしています。
そんな裏話がありまして・・・これから冬場は枝の長い高品質のバラが市場に出回るというお話でした。
バラ園の話題とは関係のないお話ですが・・・昨日の晩飯で今年初となるこんなものをいただきました。
勿論、国産ではありませんが・・・それでも奥方は「清水の舞台から飛び降りる」ぐらいの覚悟で購入して来たそうです。
恥ずかしい話ですがもうずいぶん長いこと国産を口にしたことがないので比較のしようがありませんがまぁ美味かったです。
半分残してあるのは今夜土瓶蒸しでいただくことになっているので楽しみです。
今日は土曜日でバラ園の仕事は花切りだけの短時間勤務。
山の準備はしていませんが・・・天気が良ければ足の向くまま気の向くままでぶらりと散歩でもして来ようと思っていますよ。