日差しはもう春が訪れたかのような暖かさで、だんだん強くなってきていますが、長女は真冬の中にいます。
そして、わざと昼夜逆転の生活をしています。
どういう訳か、明け方お米を研いで、炊飯器のスイッチを入れてから寝ているみたいです。
お昼か夕方まで寝て、起き出しては音楽を聴きながら漫画やイラストを描いています。
そんなに絵が描きたいのなら、ちゃんと学校へ行って習ってくればいいものをと思うのですが、一向に登校する気配がありません。
もう、意固地になっていて、私たち親ではどうすることも出来なくなっています。
今日の夕方も、担任の先生が説得に来てくれて、長女のいつも居る台所のテーブルで、話して行ってくれたようです。
多分、その場では長女は、先生の言葉に頷き、了解もしたと思うんです。
でも、次の日になると約束を破るんですよね。
この前、生活指導の先生が持って来てくれた、学力テストの問題やらプリント類やら、美術の先生から借りているデッサンの本まで、全部廊下に投げ出してしまいました。
何もかも気に入らないみたいです。
去年の暮までは頑張ってデッサンの修行をしていたにも係わらず、急に全てを台無しにする行動ばかりとっています。
もう、中学校に行くことは諦めました。
卒業式も出なくてもいいと思います。
なんとか、高校受験だけはやってもらいたい。
それで落ちるなら諦めもつきますが、受けないで宙ぶらりんになることだけは避けたい。
でも、最悪、受験をボイコットされたら、定時制の高校へでも行かせるしかないと考えています。
この際、高卒の資格を取れれば何でもいいです。
その何年かで頭を冷やせれば。
もっとひねくれる可能性もありますが。
とにかく、あと数日で高校入試。
作戦を考えないとなりません。
