2階の手芸用品店の店長さんとは、店長会議を通して知り合い仲良くさせていただいていたのですが、半月ほど前に、その店長さんが朝一番にうちの店に血相を変えてやって来ました。
そして突然、
「お茶屋さんてもう辞めちゃうの?」
って言うんです。
聞けば、どうもお客さんで、お茶屋さんが近々無くなるんですってって、誰かから聞いて来たって話した人がいたそうなんです。
私は別に驚きませんでした。
またそれか・・・っていう感じです。
たまにお客さんでいるんですよ、「ここ辞めちゃうって聞いたんですけど」とか、「お茶屋さん無くなっちゃうの?」とか言ってくる人。
同じ階の和雑貨の店長さんは、頻繁に「辞めちゃうって聞いたんだけど」って言うお客さんが来るそうで、
「お客さんの中に誰か、噂を流している人がいるんだよ(笑)」
って冗談めかして話していましたけど、それ、冗談じゃなかったんだなって今なら思います。
でも、初めて聞いた手芸屋さんの店長さんはびっくりしてしまったようです。
私は、自分の聞いて来たいきさつを話して、ここは事務局との契約がまだまだ先まで残っているし、売り上げも落ちていないので大丈夫ですよって話しました。
手芸屋さんはとりあえず納得してくれたのですが、
「それならいいんだけどね、いやね、お茶屋さんが無くなっちゃって〇〇さん(私の名前)が辞めちゃうなら、うちに来てもらおうと思って、急いで来たのよ」
と言って、ちょっと残念そうでした。
聞けば手芸屋さんでもスタッフが足りず、その上今いるスタッフでも辞めたいと言っている人がいて大変な状況らしいんです。
家が遠くて、1時間以上かけて来ているらしく、辛くなってしまったようなんですね。
また、店長さんも股関節の手術をしたばかりで、1か月休んでいるそうで、杖をついてやって来たんです。
私は、ダブルワークをそのうちしようと思っていたので、それならば働いてみようかなと思い、お茶屋を優先で働けるならいきますよ~って言ってみました。
手芸屋さんの店長さんは喜んで、すぐにOKしてくれました。
ただ、来年の1月半ばまではこちらのシフトを組んでしまっているので、それ以降ならということで話がまとまりました。
そこでお客さんが来てしまったので、その日の話はここまででした。
その後も手芸屋さんの店長さんは、出てこれる時には杖をついてお店に顔を出してくれて、携帯の番号を交換したり、手芸屋さんの状況を話しに来てくれたりしました。
私はまだ1か月はあるので、履歴書とかの準備はゆっくりしていたのですが、今日、また店長さんがいらして、12月から研修に来れないかと言って来ました。
全部、私の都合でいいそうで、入れる日に時間を書いてメモを持って来てほしいと言うんです。
事務局への届け出の用紙も、用意してくれていました。
準備万端にしてくれていました。
私は、まだ5~6日は詰め込めるので、分かりましたと言って用紙を預かりました。
急に、12月のシフトから、ダブルワークになります。
上司にも急いでラインして、ダブルワークOKの返事をもらいました。
1月のシフトでは、最年長のAさんに、ちょっと多めに入ってもらって、私の時間を手芸屋さんに当てようと思っています。
もちろん、Aさんにも話して了解を得ています。
MMさんも、扶養ぎりぎりまで目いっぱい働きたいって言っているので、多めに入ってもらえてWIN-WINではないですか(笑)
大変にはなりますが、なんとか手芸屋さんの危機は救いたいです。
いや、そんな大それたことはできませんけどね、覚えるのに時間もかかるでしょうから。
お茶屋の手抜きも出来ませんから、頑張るしかありません。
どこまで仕事を入れられるか、なんとか頑張ってみようと思います。
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