土曜日の朝に、草餅を搗くことになりました。
母親が大きなザルに山盛りヨモギを摘んできて、茹でて冷蔵庫で保存していたので、今夜、ペースト状にしようと、取り出しました。
夫が、一応、ミキサーにかけて、細かくなるなら楽だからやってみると言って、ミキサーにかけてみました。
駄目でした。
繊維が刃にからまってしまい、まったく切れません。
フードプロセッサーでないと無理なのだと思います。
でも、我が家にはフードプロセッサーは無いので、すり鉢に入れて、ゴリゴリすりつぶすことにしました。
ところが、いくらやっても滑ってまとまるばかりで、一向に擦れません。
それならばと、包丁で細かく切ってから擦ることにしました。
切ってみて分かったのですが、とにかく茎が固いんです。
よく茹でてなかったのか、とにかく固いんです。
そこで、もう一度、柔らかくなるまで茹でようということになりました。
ゆでてみると、鮮やかなグリーンだったのが、アクが出て古茶みたいな暗い緑色に変色してしまったんです。
もう、みじん切りしてあるので、水で晒すと栄養分が抜けちゃうんじゃないかと心配になって、熱いまますり鉢で擦ることにしました。
その時点で、夜の9時を廻っていましたが、次女が余程面白そうに見えたんですね、やらせてと言って聞かないので、すりこぎ棒を渡したんです。
すると、もう夢中になって擦ってくれました。
ヨモギは大量にあったので、3回に分けて擦りました。
私がちょっと貸してと手を出そうとしても、一切貸してはくれなかったです(笑)
そして、なんとかペースト状にしてくれました。
それでも茎の繊維が残っているので、次女に今度はまな板の上で包丁でトントンしてもらうことにしました。
次女はもう、おままごと感覚で作業が楽しくて仕方ない様子で、飽きずに細かくしてくれました。
すり鉢のほうが空いたので、長女にやってみないか尋ねたところ、長女もまた面白がって擦り始めてくれました。
両親も夫も寝てしまった後、私と子どもたちは、12時までヨモギのペーストを作り続けました(笑)
まあ、私は見てただけですけどね。
間に、晩ごはんの後片付けと、洗濯物の片付けをして、入浴して、出てきたところで丁度終わりにしてもらいました。
たくさんあった茹でヨモギは、ペースト状にすると4分の1に減ってしまいました。
それでも、大きめの、ジッパー付保存袋に半分以上入りました。
再び冷蔵庫で保存して、明日の朝、大量のお餅に混ぜる予定です。
私はアンコの準備をしなければ。
寝る前に次女は、3時間も頑張って作ったヨモギペーストを見て、
「あーちゃん、草餅食べたくないな」
などとつぶやきました。
え!?
じゃなんで、ヨモギペースト作ってくれたの!?
と、疑問しかないのです(笑)
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