長女、折り紙でバラの花を折るのに凝りだして、とうとう三年生の先輩たちにバラのリースを作ってプレゼントしたいと言い出したんですね。
弓道部の卒業して行く先輩たちは、5名います。
5個必要です。
この時長女は、5個のリースを作るのに、どれだけのバラの花を折らなければならないか全く把握しておらず、見切り発車をしてしまったんです。
そして、地獄を見たんですね(笑)
期末テストを挟んでこの3週間、ずっと遅くまで折り紙でした。
しかも、よせばいいのに、私のスマホの、弓道部のグループラインを使って先輩たちに、「三年生を送る射会」でのプレゼントのため、何色が好きか教えてくださいって送ってしまったんです。
そんなの、こっそり好きな色を訊いておいて、プレゼントのことは内緒にしておけばいいものをと思うのですが、まったく考え無しに質問しちゃったんです。
それで、出来なければやめてもいいという退路を断ってしまったわけです(笑)
もう、仕上げるしかないんです。
それなのに、途中までやって、自分の手に負えなくなってくると、止めようとしてるんですね。
今回は、仕方なく手伝うことにしました。
プレゼントを何かすると言っておいて、出来なかったでは済まされませんし、自分の言動には責任を持ってもらわないとなりませんから。
そんなわけで、それぞれ5名の三年生たちの好きな色に合わせて、リースを完成させました。
青系が良いと言っていた三年生には、これ。
全部、長女に折らせて、私はグルーガンで貼り付けて形を作り、羽根やパールビーズをあしらいました。
青系と黄色が好きだという三年生には、これ。
ここまではまあ、色のまとまりも良くて、すぐに出来たんですけどね。
問題は、薄いピンクと薄い紫が良いと言った三年生。
手持ちの折り紙では、なかなかいい色が出なくて、いったん、こんな色合いになりました。
ちょっと、くすんだ感じが気になって、どうしようか迷いました。
5個、作り終わった時に、何とパステルカラーの折り紙に出会いまして、作り直しをすることにしたんです。
それがこれです。
蛍光灯の下で夜中に撮影したので、のっぺりとした写真になってしまいましたが、全体の色合いが優しくなって、良くなったと思います。
こちらを渡すことにしました。
もっと厄介だったのが、好きな色が水色、オレンジ、薄い紫、濃いピンクだと言う三年生。
まとまれない!
実際、その色で作ってみたら、3分の1まで作って、この色の組み合わせは「無いな」と感じました。
おかしくなってしまって、止めました。
悩んだ結果、全部の色を組み合わせてきれいに落ち着くには、色相環みたいに作るしかないな、と思い付きまして。
こうなりました。
もう一人も、多色を指定していたので、同じように作りました。
ただ、パステルカラーが好きだといっていたので、ちょっと違うかな、と思いました。
そこで、パステルカラーの折り紙に出会い、こうなりました。
これも、最後に作ったので、夜中の1時の撮影です。
長女には、作り直しを言うたびに、
「殺しに来た?」
って言われましたけど(笑)
何とか折り切りました。
長女はさっさと1時には寝ましたけど、私は透明フィルムでラッピングをして、リボンで端っこを縛ったりしてプレゼント用に仕上げたので、夜中の3時に寝る羽目になってしまいました。
今日は早番で仕事でしたので、早朝、準備のために早く登校するという長女と、荷物を車に乗せて送って行きました。
他にもわかめスープと紙コップ、お湯の入った温水筒を差し入れました。
後援会の会長のママさんが、きちんとしたプレゼントを選んで買って来てくれていました。
もちろん、会費からです。
それからお弁当やお菓子、ジュースなど。
買いに行くのも大変だったと思います。
さて、顧問の先生には、今回延期で花束が前回配ってしまって無いので、代わりに花のリースを渡してくださいって言っておきました。
帰宅した長女に、リースの反応どうだった?と訊くと、みんな喜んでくれたとのことでした。
それぞれ、気に入ってくれたみたいです。
夜になって、さっそく部屋に飾ったよっていうラインも入って来ていました。
とりあえず長女は頑張りましたけど、もう二度と、見切り発車はしないように、きつーく言っておきました。
どこまで出来るか、自分で最後までやりきれるか、良く考えてからやりなさいって。
いつもいつも手伝ってもらうことを考えるんじゃないって。
私もこの2週間は、何にも出来ませんでした。
とりあえず終わって、長女よりもホッとしています。
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