癌になると お金がかかる。
治療費がかかる。
交通費もかかる。
入院にも 手術にも 通院にも お金はかかるのだ。
それまで自分でやってきた事ができなくなれば
それまで必要のなかったお金が かかるようになってくる。
たとえば、
自分で食事を作れなくなれば、買ってくるしかない。
外食よりは安いとしても、それまでとは違うお金の出て行き方になる。
自分で買い物に行けるのならば、だが。
自分で買い物に行けなくなれば 誰かに行ってもらうしかない。
誰かって、誰だ?
自分で食事ができなくなれば
誰かに食べさせてもらうしかなくなる。
食べさせてくれる人の収入が減らなければいいが。
食べさせてくれる人を 雇えるお金はあるか?
癌になると、収入が減る。
テレビの「収入保障のがん保険」のCMで言っている通りだ。
有給休暇を使いきれば 欠勤になる。
欠勤になれば 勤勉手当が減る。
ボーナスの査定に響く → ボーナスが減る。
勤務内容・形態に無理があれば
配置転換もありうる。
それどころか、依願退職になったりする。
(事実、M女子は 辞めさせられた。)
そうでなくても、いたたまれなくなって
自ら辞めていく人も少なくないようだ。
「これからは 自分のために生きる」
「元気になるのが 私の仕事」
と言い切れる人はいい。
(これも、がん保険のCMだ。)
収入が断たれても 何とかなるならいい。
家族や自分を養っていく必要がない人はいい。
仕事に生きがいを持っていなかった人ならいい。
けれど。
人は きっと誰でも 誰かの役に立ちたいと思って生きている、
と思う。
自分のためだけに生きて
人に支えられるだけでは
生きている甲斐がない、と 感じる人の方が多いと思う。
まして、「仕事」を 癌に奪われてしまった人は。
切ないだろうと思う。
悔しいだろうと思う。
仕事をしたいだろうと思う。
仕事がなければ・・・、
生涯 貯金を崩して生きていけるかどうか、
ハラハラしながら引き算を繰り返すしかないだろう。
まして。
癌になれば お金がかかるのだから。
まして。
癌は治る病気になってきており、
サバイバーとして生きていくにも
当然お金が必要なのだから。
仕事がなくなったら
自分と言うアイデンティティーがなくなったように感じた。
と発言した人がいた。
私のような いい加減な仕事をしている人間であっても
同じように感じた。
自分の存在意義が感じられなくなった。
「お前は要らない人間なんだ」と 世間から言われているような、
そんな気分になった。
そんな人が 増えなければいいなと思う。
癌になって。
生きる事の意味を問い直すのはいい。
人間の根源を探る精神の旅に出るのもいい。
自分が本当にやりたかった事に気づくのもいい。
けれど 人は 生きていくのに
お金がかかるのだ。
フォーラムがある。
ワーキング サバイバーズ フォーラム
という。
↑からチケットを購入できる。
期日:3月27日(日) ・・・・・・私は行けない(涙)
場所:フォーシーズンズホテル椿山荘 東京 (東京都)
出演:鳥越俊太郎、関原健夫、小林秀司、内田まり子、武田雅子、桜井なおみ
治療費がかかる。
交通費もかかる。
入院にも 手術にも 通院にも お金はかかるのだ。
それまで自分でやってきた事ができなくなれば
それまで必要のなかったお金が かかるようになってくる。
たとえば、
自分で食事を作れなくなれば、買ってくるしかない。
外食よりは安いとしても、それまでとは違うお金の出て行き方になる。
自分で買い物に行けるのならば、だが。
自分で買い物に行けなくなれば 誰かに行ってもらうしかない。
誰かって、誰だ?
自分で食事ができなくなれば
誰かに食べさせてもらうしかなくなる。
食べさせてくれる人の収入が減らなければいいが。
食べさせてくれる人を 雇えるお金はあるか?
癌になると、収入が減る。
テレビの「収入保障のがん保険」のCMで言っている通りだ。
有給休暇を使いきれば 欠勤になる。
欠勤になれば 勤勉手当が減る。
ボーナスの査定に響く → ボーナスが減る。
勤務内容・形態に無理があれば
配置転換もありうる。
それどころか、依願退職になったりする。
(事実、M女子は 辞めさせられた。)
そうでなくても、いたたまれなくなって
自ら辞めていく人も少なくないようだ。
「これからは 自分のために生きる」
「元気になるのが 私の仕事」
と言い切れる人はいい。
(これも、がん保険のCMだ。)
収入が断たれても 何とかなるならいい。
家族や自分を養っていく必要がない人はいい。
仕事に生きがいを持っていなかった人ならいい。
けれど。
人は きっと誰でも 誰かの役に立ちたいと思って生きている、
と思う。
自分のためだけに生きて
人に支えられるだけでは
生きている甲斐がない、と 感じる人の方が多いと思う。
まして、「仕事」を 癌に奪われてしまった人は。
切ないだろうと思う。
悔しいだろうと思う。
仕事をしたいだろうと思う。
仕事がなければ・・・、
生涯 貯金を崩して生きていけるかどうか、
ハラハラしながら引き算を繰り返すしかないだろう。
まして。
癌になれば お金がかかるのだから。
まして。
癌は治る病気になってきており、
サバイバーとして生きていくにも
当然お金が必要なのだから。
仕事がなくなったら
自分と言うアイデンティティーがなくなったように感じた。
と発言した人がいた。
私のような いい加減な仕事をしている人間であっても
同じように感じた。
自分の存在意義が感じられなくなった。
「お前は要らない人間なんだ」と 世間から言われているような、
そんな気分になった。
そんな人が 増えなければいいなと思う。
癌になって。
生きる事の意味を問い直すのはいい。
人間の根源を探る精神の旅に出るのもいい。
自分が本当にやりたかった事に気づくのもいい。
けれど 人は 生きていくのに
お金がかかるのだ。
フォーラムがある。
ワーキング サバイバーズ フォーラム
という。
↑からチケットを購入できる。
期日:3月27日(日) ・・・・・・私は行けない(涙)
場所:フォーシーズンズホテル椿山荘 東京 (東京都)
出演:鳥越俊太郎、関原健夫、小林秀司、内田まり子、武田雅子、桜井なおみ