時給労働者が増えています。彼らは仕事の内容ではなく、時給の高さを追求しています。現在は労働力不足ですから時給を上げないと労働者を安定雇用できません。よく転職する時給労働者が増え、その流動性が上がっています。
あるメンタルクリニックですが、事務・雑務に時給労働者を多用しています。時給1075円です。次から次へとやめていくそうです。管理者は、長年勤めて慣れている人を何かと重用し、あれもこれもやらせようとします。単純な仕事が次第に複雑になります。ミスがでると長年勤めた人が何かと責任を取らされます。時給労働者は、管理者が時給労働者を信頼していないと思って悩みます。
ところが時給は1075円のままです。長年務めた人はやる気を失います。仕事の質を改善したいと考えるのではなく、楽をしたい、あるいは転職し、時給を上げたいと考えます。
このメンタルクリニックは駄目ですね。経営の悪さ、管理の悪さに気付いていません。
日本人の時給労働者を管理できない経営者が、外国人労働者を上手に使えるでしょうか。奴隷扱いしてマスコミに会社の悪い情報を流されて、信用を失うのではないでしょうか。(注)当局に訴えても当局は経営者とグルですから外国人労働者の労働条件改善をまじめに考えません。
時給という雇用形態は必要だと思います。時給労働者の管理法の改善が必要です。時給労働者にも昇給を認め、やる気を引き出すことが必要と思います。なお、正社員の労働形態にできる人は正社員にすることで問題解決できることが多いと思います。
なお、労働力不足の時代は正社員の流動性も上がります。労働対価をおさえているだけでは正社員も転職して行くでしょう。今は苦しいが、収益性は改善する、改善の暁には労働対価を改善すると経営者が言い、正社員から信用されるような経営者でないといけないですね。
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