つまり外国を戦場にし、外国での戦争で戦争が終わるようにし、アメリカに戦場が及ぶことを防ぐという利己的戦略です。
反アメリカの国が外国の戦場で戦争にうんざりするまで戦争します。アメリカ軍人の犠牲は多くなるが、アメリカが戦場になるより被害ははるかに小さいと計算しています。
この基本戦略にも反対するアメリカ人が増えています。アメリカ軍人の犠牲が大きいと批判しています。そこでアメリカは戦場には軍人ではなく、武器弾薬を送ること、戦争マシンを多用することを考えています。
この視点でロシアのウクライナ戦争を観察すると、アメリカの基本戦略がよくわかると思います。ロシアがウクライナ戦争で戦争にうんざりするのを期待しています。ウクライナ人やロシア人が多く戦没していることを悲しみません。アメリカの武器弾薬などの消耗が重荷になると、アメリカは武器弾薬の供給をやめると言ってウクライナに休戦協定を強いると思います。これはロシアがアメリカに期待していることです。
それでは朝鮮(北)や中国についてはどうでしょうか。同じ基本戦略を使います。朝鮮半島と日本、台湾と日本を戦場にし、朝鮮や中国が朝鮮戦争や台湾戦争で戦争にうんざりするのを期待します。もってアメリカが戦場になることを防ぎます。
中国も朝鮮もロシアも韓国も台湾も日本もこのアメリカの基本戦略に乗せられています。もっと賢い国になってほしいと思います。軍事力世界一の国の陰謀とはこういうものです。
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