
それでもよくやっている。自分をほめること
それでもよくやっている、自分をほめること
今がつらくて苦しいならば、そうやって苦労している自分自身を一日に3回くらい、ほめてあげなさい。
「○○、本当にがんばっているよ。上手くいくよ」
アメリカのある大学の研究室で2つのコップに水を入れて、一つのコップには、褒めることを繰り返して、もう一つのコップには非難ばかりをした。一週間、水の結晶体の変化を観察した。不思議なことに、褒められたコップの水は正6角形の水の結晶体の形がそのまま現れた。非難を浴びたコップの水は正6角形の形がこわれゆがんだ形を見せた。
日本の江本まさるが書いた<水は答えを知っている>という本にも、褒めた時と悪口を言った時、美しい交響曲を聞かせた時とヘビーメタル音楽を聞かせた時、水の結晶体は異なる姿を見せるとある。
人も同じで、自分が良くやっていると思ったならば、肯定的なエネルギーを発揮し2倍の効果を出す。日ごとに新しいエネルギーを供給され最善を尽くすことになり、心の安定を維持する。褒める習慣は自信感と勇気を与え、人を強くする。反対に自責する習慣は精神的に良くない。良心の呵責を与え生活の中に不安を招く。良い習慣を1歩早く取り入れて悪い習慣を1歩早く捨てるように努力してみよう。驚く変化を体験することになるだろう。
私はインスタントのミックスコーヒーが好きだった。もっといいお茶があっても昔から口になじんだ味であるために習慣的にインスタントミックスコーヒーを飲んだ。ある日の新聞記事にインスタントコーヒーに入っている砂糖とクリームが健康に害がありうるという文章を読んで思い直した。できるだけコーヒーよりは緑茶を飲んで、コーヒーが本当に飲みたいならばブラックで飲んだ。はじめの何日かはつらかったが、一週間ほど過ぎると大分、平気になった。内面から変わらなければという強い意志が噴出し、簡単に行動に結びついた。何でも考えを決めて、行動を変えたならば習慣となって一日一日が積み重なる。結局大きな目標を成す基盤となる。
皆さんはどうですか。今つらいという理由が、いけない習慣として自分を押さえつけているからということもありえます。自分に力を与える良い考えとして、健康になる機会を逃さないようにしよう。