退屈しないように シニアの暮らし

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さて何をしようか

今がつらいなら、よくやっているということだ

2013-08-19 11:08:31 | 韓で遊ぶ
外見を磨くより差し迫った霊魂の管理

心の管理が霊魂の管理だ
外見を磨くより重要なことが霊魂の管理だ。目に見えるものは衰えるものであり、永遠であることはできない。外見を磨くことが上手でも、目に見えない心を磨くことを放って置く人がどんなに多いことか。私は、余りにも多くの青年と職場人が、知ってか知らずか、傷を負って生きていることを、相談を通して見守って来た。彼らと2、3時間話をしてみると心の深い傷が露になる。治療が必要だ。
心の管理が霊魂の管理だ。私達の霊魂も栄養分が必要だ。私達は知ってか知らすか、自ら傷を負って、他人によって傷つけられる。また、傷を知らないうちに与えたりもする。傷から抜け出す方法は何か。目に見えることから抜け出し、見えない永遠な霊魂を管理することだ。言い方を変えると、内面の失敗の前に正直であることだ。失敗と弱さを認める時、成功の道は開ける。

経営コンサルティングと職場人の相談を通して悟った点は、失敗して目標を成し遂げることができない人たちの共通点が、皆同じように自分の間違いを認めないという点だ。単に運がよくなかっただけだと主張する。自分の弱さを認めて内面の門をさっと開いて、新しく見る考えを持つことが重要だ。

自分の責任を認めなければ心の平安を成すことができない。自分の間違いと失敗を認めなければ成功は無く、感激も無く、心の平安も無い。大きな成功を成そうとするならば、失敗の前に正直でならなければならない。正直が無ければ回復も無い。回復とは自身の失敗に対して正直に認めることだ。自分の失敗に対して正直ならば、体と心に急速な治癒が起こる。世の中に傷のない人はいなく、傷を避ける方法も無い。反対に治らない傷も無い。どんな傷でも自らを認めることで治癒する。このために最も必要な前提条件が、失敗の前に正直であることだ。失敗を認めて自分の不足感を自覚する時、やっと発展が始まる。

誰でも外見を磨くことに熱中する。外見が人の目に見える人柄をある程度は語ってくれるから、より神経を使う。しかし、外見を磨くより重要なことは霊魂の管理だ。霊魂の管理ということは難しいだろうか。私は、見えることに集中したならば本質を失うと後輩たちに話をしてやった。見えることは外見であるが、実際に管理しなければならないことは心であり霊魂だ。外見は、小さなアザが一つあってもとってきれいにしようと努力しながら、心は傷があってつらくても、そのままなだめて放置しておく。そうすると心の傷がだんだん大きくなって、それが心をすっかり傷つけることになる。真っ黒になった心を持って立派な外見だけ自慢して見たら、生命力は喪失して活力は無くなる。

職場生活や私達の暮らしも同じだ。個人的に感じる感情や傷ではなく、本質的を見る目が必要だ。母親の小言を多く聞いて育った息子は、妻が少しの小言を言っても敏感に反応する。妻の立場から言うと十分に言いうる言葉でもそうだ。その時の本当の問題は「妻の小言」よりも「自分の傷」なのだ。その傷を認めて「傷を克服して妻の言葉に余り敏感になるまい」と祈ったならば問題は解決される。その時、自分の傷に正直になれず「私には何の間違いも無いのに、どうしてあのような悪妻に出会ったのか」と思うと、その家庭は苦しくなる。問題を克服して治癒を望むならば自分の失敗に正直になりなさい。失敗の現場に率直に立ち、その失敗の傷を愛で覆っていくことが勝利への秘訣だ。

治療を必要とするのが霊魂であることを覚えておかなければならない。無条件にいい、大丈夫だ、ではない。自分の弱点と欠点をさっぱりと払って話をして専門的に霊魂を磨かなければならない。そうしてこそ激浪の波を乗り越えることができる。

傷を抱いて生きるならば、心置きなく大きな事をすることができず健康も害する。ある医者の話によると、末期がんの患者は、多くの場合3年ぐらい前に心に大きな衝撃を受けたという医療記録があるという。

心を自分の自由意志で、すべての悪い誘惑から管理することが霊魂の管理だ。心を自らなだめることが外見をよくすることより急がなければならないと言うことだ。


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