11月26日(土)
朝9時半 海老川沿いをウオーキング。
ベンチに冬の陽射しを受け胴体をぴったり寄せ合い温めあう猫二匹。
一匹は、口元が黒髭のように丸くなっている。
目を瞑りじっとしている。
ベンチの先にピンクの旗がなびいている。
新しく墓地開園の案内とお披露目。
車椅子の老女が、親族に付き添われ入っていく。
隣の空き地のも、墓地が建設されるようだ。
少子高齢化
団塊世代は、毎年三途の川を渡る人が増加。
都会では墓地不足になるだろう。
墓地商売は儲かるのだろうか?
葬儀は、葬儀屋さんに聞いたのだが
ぼったくりが相当酷いらしい。
原価 一割だそうだ。
神妙な顔して葬儀を取り仕切るが
内心では、「土ケチ」と呻いているそうだ。
坊さんへのバックマージンは闇の中。
死ぬ時、家族に負担かけたくないな。
先日 実家に喪中葉書が届いた。
東京参宮橋で寿司屋を営んでいた。
有名芸能人も常連客で
TVにも、度々取り上げられた。
私も大学生の頃、タダ飯を食べさせて貰い
帰りには、高級寿司の折詰を戴いた。
親父の兄貴の息子で
早くに亡くなった兄貴だったので
その息子の面倒を見た。
上京して大学の二部に通い
寿司屋で修行した。
しかし、私のお袋とは気が合わなかった。
私が寿司屋に行くことを嫌がった。
ゴリラのような体と顔が嗚咽で大粒の涙を見た。
10年前、事情があって店をたたみ
故郷の栃木那須帰った。
享年78歳であった。
これで、親父側の親族とは縁が切れる。
致し方ないことだ。
男兄弟3人
結婚して、新たな親族関係が形成され
新たな慶弔関係が生まれる。