10年前には隅田川沿いテラスには、所謂ホームレスが住む
ブルーテントが並んでいました。
縄張りがあるようで、そのテリトリーに場所を確保するには
ボスの許可が必要であった。?
生活用品一式が揃い鍋料理を川辺でする。
酒煙草はある。
パターゴルフを仲間でする。
友人の警視が言った。
「身内と縁を切ればこんなに気楽な事はない」
年金を支給できる口座を確保、国民健康保険加入
風呂は、銭湯に行く。
相撲部屋から逃げ出した外国人力士のホームレスもいた。
私はホームレスと間違われ、墨田テラスから排除されそうになった。
その時のブログを再掲します。
現場は料亭亀せいろうの真下です。
再掲
ついに、ホームレスになった!
2011-10-22 23:32:09
10月20日(金)夕方、16時頃事務所に戻った。
荷物を置くと弊社のマドンナが
「あそこで何があったんですか」?
「社長に向かって何度も深深と頭下げているオジサンがいましたが」!
私は「見てたの」と聞く。
2時間程前、隅田川と神田川の合流点で釣りをしたのだ。
船橋でハゼ釣りした時の餌(アオイソメ)が残っていたので
暇だったので、ちよっくら!時間潰しに釣りをしたのだ。
弊社の窓から護岸での釣り姿は見えるのだ。
釣竿を護岸の柵に掛けて石のベンチに座り本を読んでいた。
何気なく総武線鉄橋側を見ると船が護岸に寄り
男が飛び降り、こちらへ向かって来る。
嫌な予感がした。
私の側に来たが見もせず傍らに置いたショッピングバッグを覗き込む。
「この辺で寝泊りするのがいるんだよ」と言いながら
バッグを調べている。
中年のおじさん突然困惑の表情になる。
急に「この辺りははいろんな人いるから気を付けてください」と言う。
私は「そこに見えるマンションで蛍光スタンドが輝いている部屋にいるんだ、
既に25年前からだ」これの言葉は嘘。
男「そうですか、失礼しました」突然頭を下げる。
数回深く頭下げると船に乗って上流に向かった。
川面の風も夕暮れ近くなり冷たいので竿をしまう。
そして、事務所戻ってのマドンナとの会話だ。
つまり、要するにだ!
私の格好は5年前買ったユニクロの青のフリース、
ズボンは擦り切れ、染みが付いたグレーの綿パン
履物は穴の開いたジョギングシューズ
頭は前に少し白髪混じりだ。
持ち物は大きなショッピングバッグ二つ。
隅田川を管理している東京都の船が私を見て
ホームレスと思い込み追い出そうと思った。
近づいて見れば勘違いが分かり
慌てて頭下げたのが真相だ。
マドンナもイケメンも大笑い。
私も納得!
以前から隅田川テラスのブルーテントの住人に間違えられると感じていた。
柳橋に1昨年事務所を移転してからは、自己所有のマンションでもあるので
通勤の服装から作業等がし易いように着替えをしている。
この界隈では勤め人、商店、飲食店の方々はその職業らしい装いをしている。
私の服装は何れにも該当しない。
正しく、正々堂々とホームレスファッションだ。
しかし、近くに寄れば、髭はきれいに剃り
頭髪も1回5千円掛けて、ワイシャツはVANブランド
顔は上品そのもの?!なのだ。
人間 服装で判断してはいけない。
私の住まいは港近く、そこには漁師が多数住んでいる。
漁協組合長の奥さんが地元の一流デパートで買い物した。
そのデパートにとっては大お得意様で伝票買(掛売り)が出来た。
その奥さんが友人を連れてデパートで買い物した。
対応した店員はオバサンの服装を見て
不信感でおざなりな扱いで売り掛けも拒否した。
怒り心頭の奥さんは漁協としての取引契約を解除するトラブルになった。
地方都市のデパートでは優良顧客はそこで先祖代々住み
地域の有力者であり地場の仕事をしているため
服装には無頓着なのだ。
従って東京から転勤してきた社員には
地元の人間関係を最初に指導するそうだ。
後にそのデパートは売り上げ減少。
往々にして煌びやかな服装している男に
中身はスッカラカン人だ。
だが、このまま不況が続けば現実的に
ホームレスになる可能性が出てきた。
カダフィーのように憎悪を浴びて惨殺されるか。
九段スズキ本店の長野のように善意の人達を騙して
逃亡するのがいいのか?
どうしようか?
だったら私はホームレスを選択する。
但し隅田テラスには居住しない。
荒川に現れたゴマアザラシは税金納めないのに
住民登録できる。
隅田川のホームレスは住民登録できない。
本日のランチ ピザ